願い叶わず・・・でも納得
1週間後に今のマンションを退去して新居へ引っ越しなのに、管理会社から提示された契約内容に違和感。多少、不利と感じたとしても面倒だからのみこんでしまえばすぐに解決するのだけど、こだわってしまうのが私。
新居の契約を取り交わす前に、同じ間取りの隣の部屋の家賃が数千円安く募集されているのを見てしまった。タイミング悪かったとあきらめる人と、安い方の部屋にチェンジを申し出る人、リアクションは人それぞれだろう。
以前の私なら、人に面倒かける、悪いからと、自分の欲求をおさえてしまっていたかもしれない。でも、最近、人の顔色ばかり見ないで主張、要求してもいいんだ、と思うようになった。結果はどうかわからない、でも、自分を我慢させたり、人に合わせる必要はない。
昨日投稿の続きで、結局、どういう選択をしてどうなったかというと・・・
・契約前なので、家賃が安い隣の部屋にチェンジしたい
・それが通れば管理会社が提示する1年11ヵ月の契約期間でも応じる
(管理会社にしてみれば空き部屋を提示する条件で入居してもらった方がいいし、私も気持ちよく入居できる、お互いハッピーではないだろうか)
・それに対して先方から「それなら部屋は貸しません」と言われたら、仕方ない、ホテル住まいしながら部屋探しすればいい
そう意思を固めた。
私の要求が通った時の喜びをあらかじめイメージ、いわゆる「予祝」した。
相手を損させるつもりはない、不快にさせるつもりもない、自分の思っていることを伝えるだけ。
不動産屋の担当者へ連絡すると
「正直、手間はかかるけど、気持ちよく入居してもらいたいから橋渡ししますよ。すぐ管理会社へ連絡してみます」と言ってくれた。
待つこと5分。返答は、安い方の部屋はすでに申し込み完了し、今、そのマンションに空室はないとのこと。
私は実在しない幻を得るために、考えを巡らし、時間を使っていたわけだ。あれこれ考えて、時間と労力を使い、結局、同じところにたどりついた。
それでもいい。自分が納得するために必要な経験だったのだから。
清々しい風が心に吹いて、モヤモヤを拭い去っていったようだった。
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