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短歌たんたん

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2020年夏に歌集など読みはじめて短歌の奥深さにようやく気づき、はまりはじめました。遊びつつ、学びつつ。(過去作は今みると我ながら手を入れたくなりますが、リアルな「育児記録」とし… もっと読む
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#夏

なつのケ/自選短歌二十首(2020.7-8)

なつのケ/自選短歌二十首(2020.7-8)

白米に梅干しを混ぜ唾をのむ ひとりランチに雨は降りつつ

晴れるなら晴れるとはっきり言ってくれ また生乾きを抱えて生きる

布マスク・ファンデ問題顕在化、二〇二〇年。テストに出ます

火傷しそうに熱いわたしのPCがじわじわ動かなくなる やめて

静寂の中でスマホが「ニィ」と鳴きかろうじて世とつながるを知る

夏が来る アイスクリームの本数を決めてくれる人がまだいません

「解像度、電光掲示板くらい

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車窓から見上げた空に海を思う ぷかぷか泳げよ 夏の終わりに

手のひらを海に浸して砂をつかむ 五感がひらく ばぁっとひらく

歯の生えたばかりの子が噛む西瓜の音 小さな口からしゃくしゃくしゃくと