過去の自分が報われた日
こんにちは〜〜〜!
今回は世界放浪記から逸れて
私にとってのリベンジだったニューヨーク観光を果たせたうえで、過去を乗り越えた経験をツラツラツラ。そこから学べたこともツラツラツラ。自分語り要素強めですが、お手柔らかに拝見頂けたら幸いです🤲🏻
このニューヨークリベンジを語るのには2年前のアメリカでの日々に遡ります…✈︎
辛苦の日々
実は私は2年前にもアメリカへ1ヶ月半のワーホリに行ったことがあったのですが、結果として1ヶ月で早期帰国しました。
当時はコロナ禍真っ最中で、アメリカのコロナ患者数が莫大的に増えていた頃、と同時に、アジアヘイトが横行していた頃。
それだけで行く前からあまりに大きい不安と恐怖を抱えていたのですが、アメリカへ渡航してからはこんなに不運が続くことなんてある???てくらい不運な日々。あまりにしんどかった。
周りの日本人達も合わない人たちばかりで好きになれなかった。尊敬もできなかった。
語り出すには長いし、あまりにドロドロな感情なので、割愛するが、もうここに居るべきではないと確信して、母親に泣きながら電話し、もう帰りたい、と伝えた。
私は自分のお金で来たわけだし、自分の判断に全ての責任をもって決めたいと思ったから、伝えただけだけど。
何度ももうちょっと頑張るべきなのではないか、とか後悔するのではないか、とか思ったりもしたけれど、限界だったし、日本に帰ったら今この場所に居る以上に創造的な日々を過ごすことを自分自身に誓って、帰ることに決めた。
最後にニューヨークで良い思い出を作りたい
帰るのを決めてからも当時必須だった帰国時の陰性証明書を取るのにも七難八苦した……。
ボロボロのメンタルで英語を必死に解読しながら右往左往し、やっとの思いで陰性証明書をゲットした。
散々だったアメリカでの日々。
最後の最後に良い思い出を作りたい…!と、帰りの便に少し課金をして、ニューヨーク乗り換えにした。
一泊泊まって観光が出来る、あのタイムズスクエアを見れば少しは良い思い出があったと思えるのではないかと思った。
ニューヨークはとにかく物価が高く、一番安いホテルでも1泊9000円。
学生だった私には高かったけれど、しょうがないと目を瞑った。
やっとこのコミュニティを出れる喜びと共に、飛行機でニューヨークへ向かった。
飛行機から見るニューヨークの夜景は綺麗だった。
自由の女神見えないかな、と必死で目を凝らしたけど見れなかった。
ジョンFケネディ空港に着くと、早速トラブル発生。
私の受託荷物が出てこない😭
いくら待っても、他を見ても、何回聞いても出てこなかった。
やっとの思いで見つけた場所は「変形荷物」の場所。
スーツケースが壊されていて、変形していたためそちらに運ばれたらしい。
ひぃーと悲しみながらも時間がないのでとにかく外へ。
ニューヨークで泣きに泣いた一泊
外へ出たらまずは送迎のバス探し。
1人でUber使うのは高くつくので送迎付きのホテルにした。地下鉄とかは怖かったしね。
だけど一向に見つからない、、、。
挙げ句の果てにホテルからバスは出てないと言われる始末。
まぁ正直想定はしていたから、路線変更。
空港から出ているエアトレインを使って向かおうとするも、結果として4〜5回間違えまくった。笑
なんとか辿り着いてバス乗って、そこらへんはなんとかなったけれども、ホテルに着いたのは19時前後……。
もうすでに疲れ果てていた。
急いでチェックインして、再度出発しようとするも、ホテルのお姉さんからストップが…🥲
「1人で行くの危ないわよ?Uber使いなさい!」と…。
Uber使おうとするも往復2万円近くしたんだっけな、本当に高い。
半泣きで「地下鉄で行くの危険…?」と聞くも、「危ないと思う…」「行くんだったら顔を隠して行きなさい。」「どうしても地下鉄で行きたいなら責任取って行きなさい。私が地図を書いてあげるから」と…。
泣きべそかきながら出発するもホテルのお姉さんの意見が頭から離れず…。
道行く人それぞれに安全か聞くと、見事に半々。
でも「タクシー使うといいよ」の声が多めで…。
今までアメリカで溜まりまくった精神的ストレスもあいまって怖くて仕方なくなってしまい、泣きながら行くことを諦めた………。
ホテルに戻ると泣いている私を見て「賢明な判断だったと思うよ、今日はゆっくり休みなさい」と温かく受け入れてくれた🥲
自分の個室に戻って、鍵をかけたことでやっと安心できるほど怖かったアメリカ。
部屋に戻ると悔しさと悲しさと不甲斐なさで溢れる涙が止まらなかった。
この時の悔しさは本当〜〜〜〜に忘れられない!
ニューヨークなんて二度と来るもんか、とさえ思った。(ニューヨークに罪はないけれどさ、)
普段はあんまり(特に海外にいる時は)母親に泣きついたりしないけれど、思わずまた母親に電話して、沢山泣いて、電話を切って、まだ残っていた日本から持っていったレトルトの中華丼を食べた記憶がある。
最後まで不運は止まらなくて、翌朝も始発で行ったのにバスが来なすぎて、大きなスーツケース二個をひきながら全力疾走し、結局搭乗ギリギリにやっと飛行機に乗れて日本に帰国した。
帰りの飛行機では羽田が混雑していて、羽田に着陸するまでの長い間低空飛行を繰り返していたのだけれども、飛行機から東京の街並みや自分の家すらも見えて。
地獄の日々が終わりを迎えている安堵と、アメリカに行って何を得れたのかという絶望でとても複雑な思いだった。
帰国後〜世界放浪へ
そんな日々を終えて沢山休んで、自分との誓いどおりアメリカに居る日々よりも遥かに充実した日々を日本で過ごした。
結果として、早期帰国は私にとって大正解の道となった。というか自分で、した。
この期間でバイトに入りまくって、夏にチェコに2週間強行くための資金を手に入れたし、自己分析を重ねることで未来への展望を明確にすることができた。
アメリカでの日々は確かにマイナスな経験だったけれども、だからこそ自分に必要なものとなった。
そして自分に合うことを色々と見定めた結果、今回の世界放浪という道が定まった。
世界放浪の中で、遂にニューヨークリベンジ
正直、ニューヨークに行く予定はなかったけど、アメリカらへん行くのにニューヨークいかないの勿体無いし、たまたまバルセロナからニューヨーク行きの飛行機がお得だったので、ノリでニューヨーク行きが決定。
そんな決まり方だったけど、「改めて行くんだ」と思うとジワジワと思い入れが出てきて、リベンジできるのかああとついつい感激。
そして "その時" はあっという間に来た。
再び飛行機の中からニューヨークの夜景を見たら、2年前の嫌な思い出が走馬灯のように頭に浮かんだ。
やっぱり涙は溢れてきて。
その涙は悔しさと誇りのふたつの種類の涙だった。
未だに悔しい思いは消えていなくて、あの時の悔しさがぶり返した意味での、"悔しさ" からくる涙。
それよりも大きかったのは "誇り" からくる涙だった。
あの時の自分は不安や恐怖をうまく操れなくて、逃げる選択をした。それでも諦めないで何か掴むために本当〜〜に色んなことに挑戦し続け、学生時代の集大成(卒業してはみ出ているけれど)として、この世界放浪をして、且つここ(ニューヨーク)まで周れた。
悔しい想いをした後に、それを糧に這い上がってきた。
そんな自分が誇らしく思えた。
これら全ての行程は間違いなく「本気で挫折をして、(再びニューヨークという場所に来れたことで)乗り越えた経験」になった。
この経験は間違いなく自分の自信に繋がるし、何よりも「自分が将来関わる子ども達の夢や挫折を、本気でサポートし、夢は行動し続ければ叶いやすくなることを心の底から伝えられる」と確信した。
「夢は叶う」なんて綺麗事は言わない。
けれども自身の経験から行動し続ければ叶い易くなることは確かだ。
下の記事にもある通り、私にとってこの世界放浪の大きな目的の一つは「将来携わる子ども達に正面から向き合えるような精神力や経験を兼ね備えること」だ。
それを培うことが出来たのではないか、と思えた。
そんな自分を誇りに思う。
タイムズスクエアにて過去を乗り越えた
ニューヨークで2年前からどうしても行きたかった場所、食べてみたかった物は沢山あって、今回の滞在では見事に漏れなく全て叶えた。
その中で最も感動したのはタイムズスクエアを訪れた時だった。
自由と、窮屈
秩序と、無秩序
美しくて、汚い
相反する特徴を併せ持っていて、都会に魅力をあまり覚えない自分が、初めて都会で感動した瞬間だった。
想像を遥かに超えて、あまりに魅力的な街だった。
それと共にそんな場所に立てている自分が再び誇らしく
過去の悔しかった思いが全て報われた気分
になった。
こんなにも感動を覚えるなんて
予測していなかったのだけれども笑
本当に本当に本当に「来る選択をして良かった」と思った。
そして過去のアメリカでの辛苦の日々は
私の人生をより彩る経験だったのだなぁと捉えられた。
あの悔しさがなかったら、こんなにも感動はしてない。
間違いなく。
さいごに
自分だけでなく、悔しい思いをしない人なんて殆ど居ないと思います。
況してや私が将来向き合うであろう子ども達は様々な背景を抱えた上で、それが時にハンデとなり、悔しさに繋がるのかもしれない。
そんな子ども達に、悔しさをバネに頑張ってきた自分だったから伝えられることは沢山あるのではないかなと思います。(思えば自分の今までの飛躍は大体悔しさによる反骨精神からきてたなぁ〜💭)
そして私は悔しさをバネに過去を乗り越えました。
その経験を自分だけに留めるのではなく、希望という形でどこかの誰かに贈ることができたら幸いだなと思い、この記事を書きました。
1人でもいいから、どなたかに届きますように!
😉💐
世界放浪記、節約術、自分のこと。
色々と綴っております。
良かったら読んでくださいな 🫶
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