見出し画像

切り方で見え方が変わる

突然ですが、生の玉ねぎサラダが辛いことはないでしょうか?
私は外食して辛い生の玉ねぎに当たると凹みます。。
何気ない丸い玉ねぎにも向きがあり、間違った方向で切ると辛くなります。

繊維に沿って切ると・・・形が崩れにくい、シャキシャキ食感を保てる
繊維を断ち切ると・・・辛み成分が抜ける、火通りが良くなる


ピーマンも同様に、切る向きによって味や食感が変わります。

繊維に沿って切ると(千切り)・・・シャキシャキ食感を保てる
繊維を断ち切ると(輪切り)・・・火が通りやすい、やわらかい食感になる、苦みが出やすい


商品も切り口を変えると売れる話もよく聞きます。
郵便などの個人情報をシュレッダーするはさみも、もともとは
海苔を細切りするために販売されていました。
「海苔」から「紙」へ切り口を変えることで、潜在ニーズにマッチし、ヒットしました。(うちにもあります^^b)
また、ノンアルコール飲料は「0.00%」と数値を書くことで、
アルコールが入っているかもしれない、と心配がよくなり、飲みたくても飲めない運転者だけでなく子育て中の女性などが安心して飲めることでヒットしました。

私たちはこれまで使ってきた方法・手段が正しい・良いと判断してしまいがちです。
それは考えずにこれまで使えていた安心感から疑いもしません。しかし、その常識すら時代によって変化していきます。
視点をちょっと変えることは、新しい発見があるかもしれませんし、それが新しい常識を作るかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?