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太る力②「たくさんの人と力を合わせて根太く生きる力」<共同体・community>

1.「太る力」とは何か


こんにちは。ぽっちゃりL女(えるじょ)・えるです。
私は、「太る力」で先の見えない現在を根太く生きていこうともがいています。
「太る力」とは何か?・・気になりますね。
そんな言葉聞いたことありませんものね。
「メタバース」という造語が注目されて、「メタバースとは何か?」という疑問が生まれるのと似ています。

私にとっての「太る力」とは大きく三つあります。
①「自らをぽっちゃりL女にする力」<身体性・avatar/self-identity>
②「たくさんの人と力を合わせて根太く生きる力」<共同体・community>
③「明るいミライを根太く創り出す力」<歴史性・future>

です。

ここでは、②「たくさんの人と力を合わせて根太く生きる力」<共同体・community>について書いていきます。

2.「たくさんの人と力を合わせて根太く生きる力」<共同体・community>


2.1コミュニティとは何か

コミュニティとは何か?この問いは私の中で常に繰り返されるものです。
言葉の意味では

(利害・宗教・国籍・文化などを共有する)共同社会、共同体、コミュニティー、地域社会、(大きな社会の中で共通の特徴を持つ)集団、社会、(利害などを共有する)国家群、一般社会、公衆

となりますが、気が付けば形成されている地域型のコミュニティや、意図して何らかのテーマや目的のために形成されるコミュニティもあることがわかります。
コミュニティには大小さまざまな規模のものがあり、それぞれの目的も様々です。仲の良い人同士で集まりたい、同じ趣味の人同士で集まりたい、などなど。

私は
「自分自身のセカイを拡げたい」
「たくさんの人たちから刺激を受けることで、自分の創造性を高めたい」
「たくさんの人たちと笑顔になれる体験を共有したい」
「そこにいるだけで安心して存在できる場所づくりがしたい」
といった想いを根底にしてコミュニティづくりを行っている部分があります。
そのために必要なものは何か、次の章で見ていきます。

2.2コミュニティの形成と存続に必要なもの

人と人が関わって生まれるのがコミュニティですので、楽しい・自分にとってメリットがある、と判断されればそのコミュニティに定着しますし、楽しくなく、自分にとってメリットがないと判断されればそのコミュニティ委からは離れていきます。
コミュニティは形成することだけでなく、一度形成したコミュニティをいかに存続させ、コミュニティ体験の質を発展させていくかが重要なポイントになってきます。

コミュニティの形成に必要なものと、存続に必要なものを分けて考えてみます。

2.2.1コミュニティの形成に必要なもの

コミュニティ形成に必要なものは、
①熱量と勢い
②具体性
③楽しさ

と私は考えます。

①熱量と勢い・・熱量と勢いがあれば何らかのコミュニティを生み出すは可能です。

②具体性・・具体的なものであればあるほど、そのコミュニティに所属していることが自己紹介や名刺代わりになります。そうすることで、仲間や共通の趣味や趣向を持った人と出会いやすくなります。

③楽しさ・・トラブルやいざこざのない、平和な楽しい場所であれば、そこはとても居心地の良い場所となります。

2.2.2コミュニティの存続に必要なもの

コミュニティができたら、それを存続させていくことが次のテーマとなります。
コミュニティの存続に必要なものは、
①新しい人が時々増える
②何か新しい動きが起きる
③そこにいるだけで存在が受け入れられる
④トラブルがない

と私は考えます。

①新しい人が時々増える・・新しい出会いがあることで、活発な交流につながることがあります。
②何か新しい動きが起きる・・イベントなどをコミュニティ全体で生み出すことで、一体感が生まれます。
③そこにいるだけで存在が受け入れられる・・家のような居場所が増えれば、何かあったときに帰ってこれます。
④トラブルがない・・平和でトラブルがないという安心感はたくさんの人の善意で成り立つものですが、末永くコミュニティを存続させていくためには欠かせない要素です。


2.3「並走体制」で起きる奇跡

コミュニティで私が一番ココロに刻まれているのは、「大筋肉祭」を開催すると決めてからの、多くの方々と力をあわせて生み出した「並走体制」です。
皆で走っている感覚。
声を上げて動き始めた私自身が誰よりも動かなければならないのは言うまでもありませんが、気が付くとそれに伴ってたくさんの方々が力を貸してくれて、皆で横一列に楽しく並走体制が取れた奇跡は一生モノの体験でした。
この「並走体験」の体験は、私にとってコミュニティを運営していく上での一つの醍醐味とも言えます。

2.4「内輪」とは何か

コミュニっティの話をするとよくでる言葉が、「内輪」という概念です。
そもそも「内輪」とは何でしょうか?内輪で盛り上がるという捉え方が生まれるのはなぜなのでしょうか?
私なりに考えてみました。

私たち個人が一つ一つの点だとします。
その点と点がつながって線となり、線と線がつながって面になる。
面が複数合わされば立体になります。
立体が集まればそこにはセカイが生まれ、セカイが集まれば宇宙が生まれます。

そう考えれば、コミュニティは面や立体の段階と言えるでしょう。
無数の面や立体の状態であるコミュニティが乱立している状態では、外から見ればどのコミュニティも「内輪」であると言えます。
しかし、人数制限を設けたり非公開にしているコミュニティでなければ、本質的にコミュニティは外に開かれているものです。
あとは、その扉を叩くなりして自ら飛び込んでいく一歩を踏み出すだけです。コミュニティの意図や目的にそぐわなかったり、排他的なコミュニティでない限り、あたたかく迎え入れてくれるところがほとんどでしょう。


2.5コミュニティという生き物

コミュニティを立ち上げる際は誰かが発起人となる必要があります。コミュニティは生き物のような側面があり、常に変化するものです。しかし、誰も何もしなければ何も起こりません。
皆で変化や成長を楽しみながら育てていく。
一人ではできなかったことも、たくさんの人と一緒なら実現できる。

そんなコミュニティや居場所を一つでも多く体験できることは、私にとっての大きな幸せです。
楽しさや熱量といった生まれたての時の気持ちを失わないように、少しでも何かを焚きつけ続けていくことで、より活き活きとしたコミュニティ運営ができると私は信じています。


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