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音楽の栞(2024年9月)

山形はすっかり秋。

あいも変わらず、時間の流れがゆっくりだ。

「大人になると時間があっという間に過ぎる」と噂には聞くのだが、わたしにはいまいちその感覚がよくわからない。

まだ大人になりきれてないのかもしれない。

日常に出会うささいなものごとに、いちいち心を動かしては立ち止まったり、そこから何日間も胸にとどめたりしてしまうものだから、何においてもなかなかあっという間には流れてくれないところがある。

例にもれずなかなかに長かった9月をプレイリストで振り返っておきたい。


9月のプレイリスト

9月のプレイリストはなかなかに落ち着いた雰囲気だった。

その中からいくつか挙げておきたい。


Stephen Marley "Old Soul" (アルバム)

1枚のアルバムを頭から尻まで通してくり返し聴くという時間が、最近はめっきり少なくなっている。

が。

行きつけのバーの店主さんに教えていただいたこのアルバムは久しぶりにどストライク。

全15曲を順番通りにくり返しくり返し聴いている。

中でもお気に入りはこちら。

"There's A Reward" これは本当に名曲。

どうやらカバー曲みたいなのだけど、今のところこのバージョンが本当にグッときている。

今年の出会えてよかった音楽の上位にまちがいなくランクインしている。

このアルバムを聴きながら、カラリと晴れた青空の下、黄金色に実った田園風景の中をドライブするのは、本当に本当に気もちがいいよ。


Sting "Englishman In New York"

何度かこれを挙げてる気がするけれど。

この秋も例によってひたっている。

これは改めて書くつもりなのだけれど、この9月はばあちゃんの一回忌目前ということもあって、自分の死生観を改めて考える時間が多かった。

そういうときに自分の生き方とか、現在地とか、向かいたい場所なんかにも考えが及ぶわけだけれど、この曲は自分の人生のテーマソングでもあるというか。

いつだって寄り添って道を照らしてくれる一曲なのです。

そんな折、知人にこのMVに映るおばあさんの背景を教えてもらって、一層好きになったのがこの9月でもあった。

"Be yourself no matter what they say"

人生の合言葉のひとつなんである。


引きこもりたい10月

9月に限らず、思えば5月くらいからずっと忙しくしてる気がする。

さくらんぼ農家の手伝い、金沢旅行からの、髪を切ってジム通いを始めて、オーバーワークからの夏風邪をひき、仕事では独立・新事業の立ち上げをして、ばたばたと夏も終わり。

ちょっと10月は引きこもりたいな〜〜〜ひとりになりたいな〜〜〜ゆっくりしたいな〜〜〜、なんて思っている。

ゆーてそんなにまとまった休みは取れないのだけれど。


でね、最近ひさしぶりに動画サブスクに入り直したんだよね。

それで再熱してるのが、ドラゴンボール・アンパンマン・クレヨンしんちゃん・ドラえもん。

どれも子どものころに一度見たのだけれど、大人になってからちゃんと見ると本当にグッとくるのだわ。

アンパンマンの映画なんて、短めの尺だけどしっかり胸をうつものがあって、どのキャラクターもかわいらしくて、本当に名作ぞろい。

ドラゴンボールも改めて見てみると、新鮮な気持ちで初見なみに楽しめて最高なんである。


そんな10月のスタート。

11月にはちょっとした楽しみと、わたしの誕生日がやってくる。

健康でとにかく面白おかしく、今月も生き抜いていきますわ。

ひとまず、9月もおつかれっした!

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