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母と買い物に行きながら、高幡不動尊にみせられて

先々週あたり、母孝行にと少しでかけた。

というと、わたしの好感度が上がるだけだ

と、ブーイングが飛んできそうなので

母を連れて行った場所でのことと、

それを旅仕立てにして。


みなみの恵みと角上魚類

八王子市にある、【みなみの恵み】JAの直売販売所に行き

採れたて野菜や、食べ物。


変わり種の、お惣菜やデザート。


『これ食べる!?』


やはり、いくつになっても

わたしが、好きそうなものを見つけては


わたしに『食べる!?』『これ、みて!!』


自分が、食べたいものにお金を使えばいいのに

って思うけど

母は、気に掛ける。


でも、たぶんだけど、母は楽しそうだし

夢中で買い物をしているから、


ま、いっか。


買い物を終えると近くの、角上魚類という魚屋へ行き、


品揃えと、安さに圧倒される。


まぐろのトロカマはふたつ入って、298円。

刺し身用の生だこも、二人分、154円。

母は、はじめての直売所や、めずらしい魚屋に夢中で買い物をしていた。


途中、母が

おなかが減ったのか、直売所で買ったデザート

を開封して

もぐもぐタイムがはじまった。


母『むぎも、食べる??』

ふたりでもぐもぐした。


母が、楽しそうなので、ちょっと遠回りした。

少し遠回りをして帰ると、高幡不動尊へ辿り着いたので少し寄る。

高幡不動尊

高幡不動尊に、入ると骨董品市や、ボロ市のように要らなくなったものを

出店みたいな配置で並べて、あった。

どれも、レトロな懐かしい品ばかり。


奥に進んで

迎えられまして


奥にみえるのは、おそらく五重塔のサキッチョ。


自然の中を流れる水って、癒やされる。


歩いて歩いて、参拝所へ着き
いくら入れようか、お財布をみて五円玉をみつけ

なんか、五円以外に

いい価格設定の、参拝料はないのか

と、自分に問いながら


いつもだしちゃう、五円玉。


その小銭を差し出しながら、恥ずかしさと妥協した心持ちで


おなじみの儀式を行う。


参拝って、いつ行っても清々しい気持ちになる。


気持ちの問題なのか、なにか洗礼されたものがあるのか、


どちらでもいいよな


やっぱり、五円でこの清々しさを頂戴できるのかと思うと


自分の、参拝料が気がかりになる。


かといって、五円玉がなかったら十円玉を入れるんだろうけど。


参拝後のハイキング


石畳に、射し込む光が



神聖なところにいる気持ちに


拍車がかかる。



吸い込まれるようにすすみ…


かわいい…


にこにこ地蔵というより、微笑み地蔵じゃ… こら(笑)


五重塔が、うっすらみえるね。


葉も、綺麗だ。

青楓たちが、風に吹かれて


足元で、映し出された陰影が


ふわふわ、した気分にさせてくれる。



はじめての分かれ道。

とりあえず、88番路へ


う〜ん、先はながい。

母、苦笑い。


え〜、これ登るの〜?みたいな顔してるけど


登るかんね


運動だからね


登り終えた、ご褒美

登り終えたあとの下り坂では、藤の花が待っていて

子どもたちが元気にあそんでいる。


なにより、



母は、歩いたご褒美に


嬉しそうに、さくらソフトクリーム食す。

というか、高幡不動尊に入る前から、目につけていたから


登ってなくても、どっちにしろ食べていたんだけど。


甘いものに目がない、母。

よく食べる、母。

夜食も食べる母。

食べているときが、いちばん幸せそうだ。


でも、なぜか太らない。

母は、よく食べるが太ったことをみたことがない。

でも、そのぶん


よく、動く。


いつも、忙しそう。


母がくつろいでいるところは、あまり見たことがない。


炎天下の中、JAと、角上で買った食品、鮮魚たちが心配になりながら、帰路についている。


母と別れて、家について

急いで、買ったものを冷蔵庫にいれていると

買っていないはずの、たまご、まぐろのカマ、白身魚が。


これは、きっと母のしわざだ。



むぎあじ。



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