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視野が狭い人

私が広いというわけではないのですが、話をしていて視野が狭い人に出会うことがあります。そういう人と話をしていると、話がかみ合いません。なぜ、このようなことが起こってしまうのか、考えてみたいと思います。

『バカの壁』という本が流行ったことがあります。

この世界には『ないことが在る』ということです。目に見えるもの。聞こえるもの。触れるもの。嗅げるもの。いわゆる五感で感じられるものは在ると簡単に認識出来ますが、五感で感じられないものは”ない”と認識しますが、実はないわけではない。ないことが在るのだということ。ないと在るの間にはバカの壁が存在します。ないことが在ることを常に意識すると壁はかなり薄くなるのではないかと思います。それが世界が広がるということだと気づきました。

【本要約】バカの壁の書評とポイント解説を総まとめ!
https://knowledge-laboratory.com/book_summary249

「バカの壁」というのは、いわゆる「無知の知」ということと同義なのかもしれません。

でも人はなぜ、バカの壁・無知の知に気づけないのか?

それは、知らない自分を知ってしまうのが怖いからなのではないかと思います。つまり、人は自己否定をすることが難しいではないでしょうか。
では自己否定をする勇気をどのようにすれば持てるのか?それは自己肯定感が高い状態にある必要があると考えます。

それは、いろいろな経験をして成功体験を積むことで、自分の欠点や至らない点を受け入れることができるからです。

昨日、視野の狭い人だなと思う人と話をして、視野を広げろという謎のアドバイスをいただきました。その人もやはり自己肯定感が低く、そういう自分を受け入れたくないから人を攻撃することで自分を守っている様子でした。

視野を広くするというのは、知ることだけではなく、様々な活動や行動による成功体験(失敗体験)を積み重ね、常に自分が知らない世界に飛び込み続け学び続けることで成し遂げられるのでしょう。それが止まった人は「老害」と言われるのかもしれません。

私自身も、常に無知の知・バカの壁を意識できるように生きていきたいと思います。そんなことを考えるきっかけをくれた視野の狭い人に感謝申し上げます。

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