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広告出稿は効果がある?個人ゲーム開発者が知っておくべきDL単価とCPAの関係

◆ はじめに

こんにちは、個人ゲームクリエイターのzeroです。

今回は、個人ゲーム開発における広告出稿についてお話ししたいと思います。

広告出稿とは、自分のゲームをインターネットやSNSなどで宣伝することです。広告出稿をすると、ゲームの知名度やダウンロード数を増やすことができます。

個人ゲーム開発者はどのように広告出稿をすべきなのでしょうか?それでは、以下の項目に分けて説明していきます。


◆ 広告出稿のメリット

広告出稿の1番のメリットは、ゲームをたくさんの人に見てもらえることです。広告を出稿してゲームの魅力を伝えることで、興味を持ってくれるユーザーを増やすことができます。

さらに、ユーザーが増えればゲームの評価や口コミを増やすことにもつながります。これらの情報は、ゲームの品質やユーザーの満足度の向上に役立ちます。


◆ 広告出稿のデメリット

広告出稿の1番のデメリットは、やはりお金がかかることです。広告出稿には、広告を掲載する媒体や代理店に支払う費用が発生します。

これらの費用は、ゲームの収益に見合うだけの効果があるとは限りません。また、広告出稿には、広告画像や動画などの素材作成や配信条件などの設定作業が必要です。


◆ 広告出稿をするかどうかの判断基準

個人ゲーム開発者が広告出稿をするべきかどうかは、以下の2つの数字で判断できます。

  • DL単価:DL単価とは、1回のダウンロードに対して得られる収益の平均値です。DL単価は、ゲームの価格や広告収入などによって変わります。

  • CPA:CPAとは、Cost Per Actionの略で、1回のアクション(ダウンロードやインストールなど)に対して支払う費用の平均値です。CPAは、広告媒体や広告代理店などによって変わります。

これら2つの指標を使って、広告出稿の効果を評価する方法は次のようになります。

  • DL単価 > CPA:この場合は、広告出稿が収益に寄与する可能性が高いです。つまり、1回のダウンロードに対して得られる収益が、1回のダウンロードに対して支払う費用よりも多いということです。この場合は、積極的に広告出稿してみても良いでしょう。

  • DL単価 < CPA:この場合は、広告出稿が収益を減らす可能性が高いです。つまり、1回のダウンロードに対して得られる収益が、1回のダウンロードに対して支払う費用よりも少ないということです。この場合は、広告出稿は慎重になるべきです。ただし、DL単価 < CPAでも、知名度を上げたい、ランキングを上げて自然流入を狙いたいなどの目的があれば、広告出稿を試してみるのも一つの手です。


◆ 広告出稿のコツ

広告出稿をするかどうかの判断基準を知ったところで、広告出稿をする場合のコツについて紹介します。広告出稿をする場合は、以下のポイントに気をつけてください。

  • ターゲット層を絞り込む:広告出稿をするときは、自分のゲームに興味がありそうなユーザー層に向けて広告を配信することが大切です。ターゲット層を絞り込むことで、広告の効率を上げることができます。年齢や性別、趣味や嗜好などの属性や、ゲームジャンルやプレイスタイルなどによって絞り込みます。

  • 広告効果を検証する:広告出稿をするときは、自分のゲームの広告効果を検証することが大切です。広告効果を検証することで、広告出稿の費用対効果や改善点を把握することができます。ダウンロード数やインストール数などの指標や、LTV(Life Time Value)などの評価基準によって検証を行います。


◆ まとめ

広告出稿をするかどうかは、DL単価とCPAの比較によって判断できます。

DL単価 > CPAなら収益がプラスになりやすく、DL単価 < CPAなら収益がマイナスになりやすいです。

広告出稿をする場合は、ターゲット層を絞り込むこと、広告効果を検証することがポイントです。

これらを参考にして、広告出稿するかどうか検討していただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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