【ゲーム開発】個人ゲーム開発でneedsとwantsを分けて考える方法とメリット
◆ はじめに
こんにちは、個人ゲーム開発者のzeroです。
個人ゲーム開発の魅力は、自分の好きなゲームを自由に作れることです。
しかし、その自由さゆえに、どんなゲームを作るか、どんな機能を入れるか、どんな仕様にするか、などといったことに悩むことも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、個人ゲーム開発において、needs(ニーズ)とwants(ウォンツ)を分けて考える方法についてご紹介します。
needsとwantsとは、それぞれ、必要な機能と欲しがられる機能のことです。
これらを分けて考えることで、ゲーム開発の方向性や優先順位を明確にすることができます。
では、具体的にどのようにneedsとwantsを考えるのでしょうか?
次の項目で詳しく見ていきましょう。
◆ needsとwantsの定義と例
まず、needsとwantsの定義を確認しましょう。
needsとは、ゲームとして成立するために必ず必要な機能のことです。
例えば、ゲームのジャンルやテーマ、操作方法やルール、画面やUI、バグやエラーの対処などがneedsにあたります。これらは、ゲームとして最低限の品質を保つために欠かせないものです。needsは、ゲーム開発の基本となるものです。
一方、wantsとは、ゲームとして成立するために必ずしも必要ではないが、プレイヤーに欲しがられる機能のことです。
例えば、ゲームのストーリーやキャラクター、グラフィックや演出、オプションやモード、ランキングや実績などがwantsにあたります。これらは、ゲームとして必須ではないものの、プレイヤーの満足度に影響するものです。wantsは、ゲーム開発の付加価値となるものです。
needsとwantsの例を挙げてみましたが、これらは必ずしも固定されたものではありません。ゲームの目的やコンセプトによって、needsとwantsは変わることがあります。
例えば、ストーリー重視のゲームでは、ストーリーはneedsになるかもしれませんが、アクション重視のゲームでは、ストーリーはwantsになるかもしれません。
また、時代のトレンドや環境によっても、needsとwantsは変化することがあります。例えば、VRやARなどの新しい技術が登場した場合、それを取り入れることがwantsになるかもしれませんが、それが普及した場合、needsになるかもしれません。
つまり、needsとwantsは、ゲーム開発の状況に応じて柔軟に考える必要があるのです。
◆ needsとwantsの考え方とメリット
needsとwantsを分けて考えることで、ゲーム開発の優先順位を決めることができます。
一般的に、needsはwantsよりも優先度が高いと考えられます。なぜなら、needsはゲームとして成立するために必要なものであり、wantsはゲームとして成立するために必ずしも必要ではないものだからです。
しかし、これは絶対的なものではありません。ゲームの目的やコンセプトによって、wantsがneedsよりも優先度が高くなることもあります。
特にインディーゲームでは、オリジナリティや斬新さを重視する場合があります。その場合、wantsがneedsよりも優先度が高くなることがあります。
まずは、自分のゲームを構成する要素を全て洗い出して、needsとwantsに分けてみることをおすすめします。
それらのバランスを見ながら、ゲーム開発の優先順位を決めていくことで、効率よくゲームを作っていくことができます。
◆ まとめ
今回は、個人ゲーム開発において、needsとwantsを分けて考える方法についてご紹介しました。
個人ゲーム開発は、その自由さゆえに、どんな機能を実装しようか悩むことがあると思います。
そんなときは、needsとwantsを考えることで、ゲーム開発の道筋を見つけることができるかもしれません。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたのゲーム開発に役立ててください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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