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ローグライトは個人開発の救世主?ランダム性やパーマデスがもたらすメリットとは

◆ はじめに

こんにちは、個人ゲーム開発者のzeroです。

今回は、個人ゲーム開発と相性の良いジャンルであるローグライトについてお話ししたいと思います。

ローグライトとはどんなゲームなのか、どうして個人開発に向いているのか、どんな作品があるのかなど、詳しく解説していきます。

ゲーム開発に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


◆ ローグライトの歴史

ローグライトという言葉は、1980年に発表されたコンピューターゲーム「Rogue」から派生したものです。

引用:wikipedia

Rogueはランダムに生成されたダンジョンを探索するゲームで、「死んだら最初からやり直す」という厳しいルールが特徴的です。このようなジャンルは「ローグライク」と呼ばれるようになりました。トルネコの大冒険シリーズなんかが有名ですよね。

引用:ピクシブ百科事典

しかし、Rogueの影響を受けたゲームは多様化し、厳密な定義に当てはまらないものも増えてきました。そこで、Rogueの要素を一部取り入れたゲームを「ローグライト」と呼ぶようになりました。


◆ ローグライトの特徴

ローグライトの特徴は、以下のようなものが挙げられます。

・ランダム性

マップやアイテム、敵などが毎回ランダムに生成されることで、同じような展開にならずに飽きさせない。

・パーマデス

死んだら最初からやり直すことで、、緊張感を持続させ、挑戦意欲を刺激する。

・プログレッション

一度死んでも、次回以降に役立つ何かが残ることで、プレイヤーに成長を感じさせる。


◆ 個人開発に向いている理由

ローグライトは個人開発に向いているジャンルです。その理由は以下の通りです。

・リトライ性が高い

ランダム性やパーマデスによって、何度でも遊べるゲームになります。人的リソースの限られた個人開発者にとって大きな利点です。時間や予算も限られている中で、長く楽しめるゲームを作ることができます。

・リソース節約になる

ランダム性やプログレッションによって、同じ素材やシステムを使い回すことができます。これもリソース不足になりがちな個人開発者にとって大きなメリットです。手間やコストを抑えて、何度も遊べるゲームを作ることができます。


◆ 傑作ローグライト3選

ローグライトのゲームはたくさんありますが、数々の派生ゲームが生まれたこの3作品を紹介します。

・アーチャー伝説

弓を使ってランダムに生成されたダンジョンを冒険するアクションゲームです。

・Vampire Survivors

360度から迫り来る大量の敵から生き残るサバイバルゲームです。

・Slay the Spire

自分だけのデッキを作って、塔を登っていくカードゲームです。

これら3作品はローグライトの傑作です。どれもスマホで遊べますのでぜひ一度プレイしてみてください。

ひと通り遊んだ後は、ゲームの仕組みや面白さを深く理解するために、それぞれのゲームを考察してみることをオススメします。

・報酬がなぜ3択になっているのか
・1ステージの長さはどれぐらいに収まっているのか
・引き継げる要素は何があるのか
・このゲーム独自の要素は何か
などなど。

様々な視点で分析していくうちに、自分の作りたいゲームに役立つヒントを見つけることができると思います。


◆ まとめ

ローグライトは、何度も遊べて毎回違う体験を与えられるゲームです。

ランダム性やパーマデス、プログレッションなどの要素が特徴的です。

ローグライトゲームは、個人開発者にとって非常に相性の良いジャンルです。
以下のようなメリットがあります。

・リトライ性が高いので、プレイヤーの飽きを防げる
・リソースを節約できるので、開発コストや時間を抑えられる
・参考になる作品が多いので、インスピレーションを得やすい

この記事を参考に、ぜひ自分だけのローグライトのゲームを作ってみてください。

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