【ゲーム開発】個人ゲーム開発における右脳と左脳の活用法
◆ はじめに
こんにちは、個人ゲーム開発者のzeroです。
今回は、ゲーム開発における右脳と左脳の活用法についてお話ししたいと思います。
ゲーム開発は、創造性と論理性の両方が必要な作業です。右脳と左脳をバランスが良く使うことができれば、より完成度の高いゲームを作ることができます。
しかし、人によって右脳と左脳のバランスは違います。自分はどちらが強いのか、どちらが弱いのかを知ることで、自分の特性を活かしたゲーム開発ができるようになります。
この記事では、右脳と左脳の違い、個人開発における右脳と左脳のバランス、右脳と左脳を使い分けるためのコツなどを紹介します。
ぜひ、この記事を参考にして、自分の特性を活かしたゲームを作ってみてください。
◆ 右脳と左脳の違いとは?
人間の脳は、大まかに右脳と左脳に分けられます。
右脳は、感性や直感、創造性などを担当しています。ゲームで言うと世界観やストーリー、キャラクター、演出などに関係してきます。
左脳は、論理や分析、計算などを担当しています。ゲームのルールや仕様、プログラムやデータ構成などに関係してきます。
右脳と左脳は、それぞれ異なる機能を持っていますが、実際には連携して動いています。右脳で思いついたアイデアを、左脳で実現するという感じです。
ただし、右脳と左脳のバランスは人によって違います。
右脳優位な人は、想像力が豊かで芸術的センスに長けていることが多く、左脳優位の人は、物事を分析するのが得意で計算力に長けていると言われています。
いわゆる文系、理系の違いみたいなものです。
一般的な傾向としては、右利きの人は左脳が強く、左利きの人は右脳が強いとも言われています。左脳に天才肌が多いと言われる理由ですね。
◆ 個人開発における右脳と左脳のバランス
では、個人でゲームを作るときは、右脳と左脳のどちらをどのように使うべきでしょうか。
複数人でゲームを作る場合は、それぞれの得意分野で役割分担して作業できますが、1人で作る場合はそうもいきませんよね。
結論、一人でゲームを作るときには、右脳と左脳の両方のバランスよく使うことが重要です。
まずは自分がどっち寄りの脳を持っているのか考えてみてください。
表現することが好きだったりすると右脳寄り、考えることが好きだったら左脳寄りと思ってください。
自分がどっち寄りなのかを把握した上で、強みをさらに伸ばすのか、弱みを補うのかを考えましょう。
ちなみに私の場合は7:3で左脳寄りかなと思っています。
右脳を使ってゲームを面白そうに表現するのは苦手なんですよね。その代わり、左脳でゲームを面白くしていくのは得意です。多分。
◆ 右脳と左脳を使い分けるためのコツ
では、具体的にどうすれば右脳と左脳をバランスよく使えるのでしょうか?
ゲーム開発のフェーズ別に私の実践している方法をお伝えします。
・ゲームの企画段階
期間段階では、右脳をフルに使って、とにかく自分の好きなものや感じたことを思い切り表現しましょう。主にゲームのテーマやコンセプトなどを決めるときなどです。
この時は、計算式やロジックなどはあまり考えず、自分の感性に従って決めましょう。極端なことを言えば実装できないかもしれないアイデアでも大丈夫です。まずは面白そうなゲームを作り出すために右脳的な感覚をフル活用しましょう。
・ゲームの設計段階
次に、設計段階では、左脳をフルに使って、ゲームの仕様やルールを決めていきます。ゲームのシステムや計算式、データ構造などを設計するときは、論理的に考えて決めてください。
例えばRPGの場合、レベル1だと主人公の強さはこれぐらいで、敵の強さはこれぐらいで、何ターンぐらいで倒せて、それがレベル10になるとこれぐらいになってと細かく計算しながら実装していきます。ゲームの面白さやバランスは、この段階でほぼ決まります。
・ゲームの制作段階
制作段階では、両方の脳を交互に使っていきます。
右脳で直感的にアイデアを思いついたら、左脳でそれをどう面白く成り立たせるか考える。これをひたすら繰り返します。
例えば、面白そうなキャラクターの性格や背景を思いついたら、その後キャラクターのパラメーターや行動パターンを設定するような感じです。
このようにして、ゲームの表現とシステムの両方をバランスよく作り上げていきます。
◆ まとめ
以上、ゲーム開発における右脳と左脳の活用法についてでした。
右脳は、ゲームの表現に関する部分を担当し、左脳は、ゲームのシステムに関する部分を担当します。
一人でゲームを作るときは、右脳と左脳の両方のバランスよく使いましょう。
あなたの脳は無限の可能性を秘めています。それを信じて、一緒に最高のゲームを作りましょう!
最後に、皆さんに質問です。
あなたは、右脳左脳どちら派ですか?
ぜひ、コメント欄で教えてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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