《音楽》茶摘み。
今日は八十八夜だそうです。
合唱の伴奏をしていると
日本の歌に季節を感じることがよくあります。
八十八夜と聞いて思い出す曲に「茶摘み」があります。
八十八夜は、立春から数えて88日目にあたり、二十四節気でいう「穀雨(こくう)」の終わり頃になります。
雨の時期もやがて終わり、春が夏へと少しずつ移り変わっていく時期なんですね。
歌詞にあるように
野山には若葉がしげり
今の時期は、葉っぱの緑が
きらきらとまぶしいですね。
太陽の日差しも一段と明るくなり
輝いています。
♪夏も近く 八十八夜〜
と思わず口ずさんでしまいそうです。
ちなみに、2番はあまり有名ではないかもしれませんが、
晴れの日が続き、
心ものどかに
茶の葉を摘みながら歌を歌っているよ
さあ、摘みなさい 摘みなさい
このような意味の歌詞です。
お茶の葉は、乾燥させて使うのでとにかくたくさん摘まないとお商売にならなかったようです。
新茶のこの限られた時期にできるだけ大勢で集まりたくさんのお茶の葉を摘まないといけなかったんですね。
1番の最後に出てくる歌詞は、
♪あかね だすきに すげの かさ
今ではあまり見かけなくなった光景ですが、
歌を口ずさむと、心の中にある風景がよみがえってくるようです。
そしていつまでも日本人の心を忘れないでいたいものですね。
あなたの周りには、今、どんな音楽がありますか?
今日もあなたの心に音楽を。
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