調査員物語#51: 「東大でたら楽天だよね」 <ー ?
今回は「東大でたら楽天だよね」についてコメントさせていただきます。
日経MJ: 27 Mar,2024 p-1
「東大でたら楽天だよね」
巷では、電話事業で大赤字、しょうもねえ~
と言われている楽天ですが、実は東京大学学部卒(主に文系)の就職先一番人気は楽天でした。
ただし、マイナビ2024年就職先ランキングで楽天Gは59位だそうで世間を反映しているのでした。
ではなぜ、日本の最高学府の卒業生に人気があるのか?
過去5年間に東大卒で楽天社員になった話では:
1. 公用語が英語だから
例えば、エンジニア系の彼氏: グループで7−8割&上司も非日本人の所が良い
2. フレックスタイムが良い
3. 出社日も寛容
英語が公用語でグローバルな環境が気に入っているとのこと。
元外資勤務もしていた私に言わせると、これは日本企業というより外資系企業と呼んだほうがいいですね。
楽天が公用語の英語宣言をしたのは2010年辺りたりですか?
当時、東京都立大学の宮台真司教授(最近話題のあの方)は、公用語を英語にしたら優秀な人材が避けるとかなり批判的でしたが、実際は逆でした(笑)。
大体、公用語を英語にすると海外からの応募もありレベルは上がることを証明しましたね。
といいますか、公式には表に出てきませんが商社や大手重工業の海外関係の部署の社内専用の喫茶店の店員は簡単な英語が話せます(昔カナダ人上司と商社へ行ったときに(複数)確認済)。
海外プロジェクト関係の従業員なら全員英語を話せていました。
知っているところの大手電機メーカーの事務所には、帰国子女や海外支店の従業員もいるのでそもそも英語ネィティブのような人材がうようよいます。
従い、実は英語が公用語と言っても宮台真司元教授の言うようなだいそれたことではないと思います(笑x2)。
大体、本ブログのほぼ主人公(?)後輩女子社員&他物語参加者ですらpolyglotではありませんか。
よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはライター活動(取材など)に生かし、皆様に記事として還元させて頂きます。