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恋愛 英語クラスの物語#1037:  「スリーセット理論」

今回は「スリーセット理論」を英語で言ったらどうなるかについて見て行きましょう。

今回の一発表現:

The three-set theory.

で如何ですか? 今回も直訳で楽ちん。

せめて、初デートから3回目ぐらいまでは服装もしっかりし、猫をかぶった方が良いという話です(?)

「スリーセット理論(The three-set theory)」: 人は初対面から3回目に会った時点で、その人の印象が固定されるという心理学上の理論です。

具体的には、1回目の会合で第一印象が決まり、2回目の会合で再評価され、3回目の会合で最終的な印象が決定されると考えられています。

この理論は、アメリカの心理学者であるロバート・C・カプランによって提唱されました。カプランは、初対面の印象は、その人の外見や話し方などの表面的な要素によって大きく影響を受けると考えました。しかし、2回目の会合では、その人の性格や考え方などの内面的な要素も考慮されるようになります。そして、3回目の会合では、それまでの2回の会合で得た情報に基づいて、その人の印象が固定されると考えたのです。

スリーセット理論は、恋愛やビジネスなど、さまざまな場面で活用することができます。

恋愛では、初対面で第一印象を良くするために、清潔感のある服装や、明るい笑顔を心がけましょう。また、2回目のデートでは、相手の興味や関心についてよく聞いて、共通点を見つけるようにしましょう。そして、3回目のデートでは、相手に好意を示す行動をとるようにしましょう。

ビジネスでは、初対面の商談では、相手に好印象を与えるために、相手の話をよく聞き、適切な質問をするようにしましょう。また、2回目の商談では、相手のニーズをしっかりと把握し、それに応える提案をするようにしましょう。そして、3回目の商談では、相手の要望を実現するための具体的なプランを提示するようにしましょう。

もちろん、スリーセット理論はあくまでも一つの理論であり、必ずしもすべての人に当てはまるとは限りません。しかし、この理論を参考にすることで、初対面から好印象を与え、良好な関係を築くことができる可能性が高まります。

今回の使い方: 給湯室の先輩女子社員と後輩女子社員

先輩女子社員; あなたの新しい彼氏が、最近あなたが強気だと嘆いていたわよ。

後輩女子社員: Yes, Senpai. I've already been on four dates with him, so I don't need to follow the three-set theory anymore. I'm just being myself.
       (はい、先輩。 私は彼ともう4回のデートしているので、スリーセット理論を守る必要がなくなり、本心で接しているからです)

ある意味、正直な後輩女子社員でした...

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