日本の物語#6: 「ご年配の方は現金主義」変わらず

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今回は、「ご年配の方は現金主義」について取り上げたいと思います。世界では、基本バーコード(QRコード:以下バーコードと呼びます)決済、もしくは電子マネー決済が普通だと思います。

特に、中国では屋台でも「バーコード」決済が当たり前だとか、そうでないとか。

では、日本ではどうなのか?

人にもよりますが、基本「現金主義」変わらずです。そもそも日本では「¥の偽造」も考えにくく、現金に人気があるのは当然かもしれません。

知り合いの先輩曰く「現金だと安心できる。電子マネーも、めったに使わない」とのことでした。「バーコード決済」など、対象外です。たいした、年でもないのに...

日本で「バーコード」決済が普及しない理由は、実は他のところにあると思います。 お店で「バーコード」決済をした場合、会社にもよりますが手数料として、「バーコード決済」ごとに大体3.25%の手数料を「バーコード決済会社」へ支払う必要が出てきます。小売店にとっては結構痛いと思います。 

また、「バーコード リーダ」を購入する必要もあり、小売店にはたまったものではありません。それなら、現金で「イイや」になるのも当然かもしれません。 中国で「バーコード」決済に上手く移行できたのは、偽札問題回避もあるものの、この決済手数料が異常に安いと聞いたことがあります。

(注:日本語情報のインターネットで中国の手数料も数字は出ているのですが、依然聞いた中国本土の手数料との違いがあり、「異常に安い」とさせていただきました)。

また、個人的には「バーコード決済」は、出始めの頃から使っていますが、決済時にコードを出すのがめんどくさいです。従って、最近はめったに使いません。 なんらかの特典でもなければやってられません。

とは言え、財布を持っていない私は小銭をポケットへ入れ、長期ではポケットに小銭の摩擦で穴があく場合が多いです。

結果的に選択肢は、電子マネーでした。これだと、軽くてOK、出すのも簡単です。

「ベイシック インカム」を導入するには、偏りを防ぐため¥の流れを掴む必要があり「ほぼ電子決済」にしないと導入不可能とおもわれます。しかしながら、現状を見ていると「ベイシック インカム」への道のりは長そうです。

なお、余談ですが日本では「Paypal」の知名度はほとんどありません。最近やっと、一部で使い始めた感があります。「Paypal」の決済システムはインチキには強いのですが、日本ではインチキが少ないために普及していないのだと思います。

以上、独断と偏見に満ちた最近の日本ニュースでした。

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