結局「IoT」ってなんだっけ?説明できるようになろう!
皆さんこんにちは。PLEN Roboticsのインターン生、鈴木です。
突然ですが、「IoT」が何の略かご存知ですか?
そこかしこで聞く「IoT」というワードですが、なんとなく分かった気でいませんか?そんなあなたは、今日で「IoTとは何か」を人に説明できるくらいマスターしちゃいましょう♪
◯「IoT」とは?
「IoT」、それは「Internet of Things」の略。日本語でいうと「モノのインターネット」とされています。具体的な技術というより、"概念"といった印象です。
インターネットは元々、スマホを含むモバイル、パソコンやサーバーを接続するものでした。
が現在では、それだけにとどまらず、テレビやカメラ、スピーカー、センサーなどあらゆる機器が連携され、文字情報や音声、映像など様々なデータが伝達されるようになりました。
このモノとモノの繋がりのことを、「IoT」と呼びます。
◯「IoT」はどんな場面で役に立つ?
まず代表的な例が、スマホの鍵を開け閉めする「スマートロック」ですね。また、音声で照明やテレビなどの家電をオンオフする「スマートホーム」ももはや当たり前の存在になりつつありますよね。
「気温が上がってきたら自動的に冷房をオンする」だったり、「侵入者を検知したら自動的に録画をする」などもそうですね。
さらに大きな規模、たとえば街のレベルにまで広げると「スマートシティ」となります。
たとえば、「交通量を計測し、街中の信号を適切に調整する」とか、
「ゴミ箱の中身がどれほど溜まっているか計測し、ゴミの収集ルートを最適化する」といったことも可能です。
これらは、それぞれの機器が連携された結果、つまり「Internet of Things」だと言えます。
つまり、IoTとは、「モノがセンサーなどで取得した情報を発信する」「モノを遠隔で操作する」「モノ同士を連携すること」ということ。この3つができるようになるということです。
では「IoT」の具体的なイメージがついたところで、どうやって「モノとモノの連携」が実現されるのかについて見ていきましょう!
◯どのように「IoT」は実現される?
「IoT」の構成要素は、デバイス、センサー、ネットワーク、アプリケーションの4つです。
「デバイス」とは、人が扱う機器や端末のこと。
スマートロックの例でいうと、ドアそのものに取り付ける本体のことですね。「センサー」は、デバイスに組み込まれており、温度や圧力、光などを測定するもの。
「ネットワーク」は、センサーが取得したデータをサーバーやコンピュータに送るための通信手段。
「アプリケーション」は、センサーで得たデータを可視化したり、機器に命令をするためのインターフェイスのこと。
これらの要素が、「モノとモノの連携」には不可欠です。
要素が分かったところで、次は実際どんな技術を使って「IoT」が実現されるのか見ていきましょう!
◯「IoT」にはどんな技術が必要?
まずは「センシング」
様々な状態を計測して、数値化する技術のことです。
続いて「機器の小型化」
小さなデバイスで大量の計算をするエッジコンピューティング、計算を支える電力供給や省電力の技術が必要となります。
次に「ネットワーク」
ケーブルの配電スペースはどうしても制約があったりします。そのため無線通信技術を可能にする5Gを使うと、高速・大容量・低遅延・同時多数接続可能などたくさんのメリットを享受できます。
最後に「アプリケーション」
データの分析や分析結果を表示するグラフィックツール、情報を守るセキュリティ機能などを備えています。
どうですか?なんとなく「IoT」の具体的な中身が分かってきましたか?
ちなみに、弊社プロダクトである「PLEN Cube」も様々なモノとモノの連携をしているため、「IoT機器」であると言えます。
ほかにも、弊社が開発している「農業用冷蔵倉庫のIoTコントローラー」も「IoT機器」です。収穫されたみかんの貯蔵庫内はどうしても温度が不均一になってしまいます。そこで庫内にセンサーを配置し、センサーのデータを元に遠隔で温湿度を均等に調整します。そうすることで、作物の長期保存が可能となり、フードロスをも減らすことができるというわけです。
さらに詳しく知りたい方はこちらから↓↓
いかがでしたでしょうか?
これで今日から、突然「IoTってなんだっけ?」と聞かれてもバッチリ答えられそうですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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