SNSマーケティングをしている人必見!戦争をもとに作られた戦略2つ【逐次戦略と累積戦略】
こんにちは🌞
夏になり紫外線が気になり始めたインターン生のかほです。
今回は、1950-60年代頃に起こった世界の戦争戦略論をもとに構築された2つの理論、逐次戦略と累積戦略について考えていきましょう!
〇逐次戦略と累積戦略誕生の背景
突然ですが、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という青春小説をご存じでしょうか!
略して「もしドラ」、2011年に映画化までされた人気小説です!
この小説のタイトルにも出てきているドラッカーという方を皆さんはご存じでしょうか。
彼は現在の経営学やマネージメントという概念を作った方です!
特に、目標を設定することの重要性を強調していたようですね。
目標を設定後、次にすることと言えば何でしょう!
ズバリ、その目標を達成することですね。
では、どのようにその目標を達成したらよいのでしょうか。
↓
↓
↓
それは、ワイリーという人が理論を以下のように構築しています。
1900年半ば頃、
目標を立てたらそこへ至る筋道を考えるのが戦略ならば、それは経営にも使えるのではないかと考える研究者が増えていたようです。
ドラッカーもそのうちの一人。
ドラッカーは、ワイリーが戦争の結果をもとにした理論が経営にも生かせると考えたようです。
戦争での戦略研究のために出版されたワイリーの著書”軍事戦略”には二つの重要なコンセプトがあります!
・逐次戦略
・累積戦略
歴史好きの方には興味深い一幕だとは思いますが、今回はあくまでもマーケティング理論について学ぼう!ということで気になる方はgoogleやyahoo!で検索してみてください!!
・逐次戦略って何?
簡単に言えば、
目標を決めたら、段階毎にやることを決めてそれを達成していくということです。
目的思考型の考え方といえます!
〈逐次戦略の例〉
実際、第二次世界大戦においてアメリカ軍はニューギニア→フィリピン→沖縄と部隊を前進させていき、日本まで到達しました。
・累積戦略って何?
ちょっと長いよ~~~と思ったそこのあなた!!
下の例を見るとわかりやすいですよ。
〈累積戦略の例〉
第二次世界大戦において、アメリカは潜水艦と飛行機を使って片っ端から日本の船を沈めていったそうです。
日本の特徴は島国ということ。食料や燃料など資源が絶えたらそこで終わり。
一隻一隻の船が沈んだだけでは戦争に対する影響はほとんどないと言えるでしょう。
ただ、それがだんだん積もっていき、アメリカは日本を戦争できないところまで追い込みました。
その結果、日本はアメリカに敗戦してしまったのです。
つまり、小さな成果を積み上げていくと、大きな成果に結びつく!ということですね。
〇累積戦略の具体例
ここで、SNSマーケティングを例として累積戦略の効果を見ていきましょう!
改めて、累積戦略とは
”小さな成果を積み上げていくと、大きな成果に結びつく!”ということでしたね。
ではここでクイズです!
週三回のSNS投稿を行う際、月水金投稿とランダム投稿ではどちらの投稿方法が見てもらいやすいでしょうか。
↓
↓
↓
答えは月水金投稿!
毎週決まった曜日に投稿される方が、今日は何曜日だからこのアカウント投稿するなとわかり、見てもらいやすくなります。
毎週同じ曜日に投稿しているから、再び見に来てもらえる人が増える、まさに累積戦略!!
他にもいいことが…!たくさんのデータがたまるとデータ分析ができます!
InstagramとかFacebookでは企業アカウントのみ、裏でインプレッション等を見ることが出来るのです。
まだあります!
3つ目、アセット効果です。アーカイブが資産になるということ。
投稿がたまってくると新規の動画だけではなく、古い動画の視聴回数も増える傾向にあります!
SNSマーケティングをされている皆さん、まだ実践されていない項目があればトライしてみてください!
〇まとめ
今回は第二次世界大戦をもとに考えられた戦略、逐次戦略と累積戦略について学びました。
実はこの2つの戦略、逐次戦略と累積戦略は補完的な関係にあります。
そのため、実践する際は両方の戦略を取り入れてみてください!
今回は歴史が絡んだ内容になっているので、もしかしたら普段はマーケティングに興味がないという人でも楽しく学ぶことが出来たのではないでしょうか。感想などコメントもお待ちしてます!
弊社PLEN Roboticsのnoteは毎週金曜日に投稿中!
ぜひまた来週も見に来てください~♪