見出し画像

寒波と心と香り

今日の夜はトマト鍋にしたいな~と思いつつ、寒い街を歩き回る。コンソメと塩コショウとトマト缶で作ったスープをベースに、鶏肉、ソーセージ、ほうれんそう、水菜、ブロッコリー、マッシュルーム、今日は新玉ねぎに出会えたのでそれも。
要するにあるものを入れてグツグツと卓上でトマトスープを食べるだけ。
ローリエも入れておくと香りが良い。仕上げにとろけるチーズは欠かせない。

***

毎日充分寒いけど、来週はあたかもリトルアイスエイジのような寒波がやって来るという。そういえば、かの戦国時代も小氷河期だったと言う。争いが起こりやすい環境と精神状態になるらしい。
(温めろや。)

今の時代は電気というものがあるから自分で気が付いて心身を温めることも簡単なのでは?と思うのだが、電気代の値上げが酷いという弊害が。
それはともかく寒いという状況は全てにおいて良くないらしい。

心も体も、溜め込み型の方々は、この時期、ますます膨らんでいくし、争わなくても良いことで争い、しかも、それだけでは寂しいので他人を巻き込もうと必死になる。自分で勝手に孤独を作っているのに他人様を自分の衣服替わりのようにしようとするのだ。

***

温度と心って関係が深いのだなあ~ということは分かったのだけど、もう一つ、香りと心の関係というものがある。
もちろん、良い香りを嗅ぐと心は癒されるというのは分かりやすい。

ちょっとリアルでは言いづらいのだが、怠惰になり過ぎたり、自分は動かないで他人にばかり期待や責任をなすりつけたりする傾向の人の体臭には特徴がある。
要するに自分勝手な類のストレスをため込むと、いくら清潔にしていても匂いが良くない方向へ変化してしまうということ。

極端な話だが、毛穴から出ている体臭にその人の精神状態が現れる。精神の混乱ぶりに拍車がかかると「あの人がロッカーにいたんだな?!」と分かるほどにもなる。

同じような香りの人同士が集まることが多いと言うが、このタイプの人の質が悪いところは、違う匂いの人に寄って行って同じ匂いをつけたがるところ。何せ巻き込み型だから。(無意識だけど)

気温や精神や香り。他にも色々。
誰でもストレス少なく幸せに生きたいもので、不可抗力的な現象でもあるのだろう。
でも、温めたり、考えたい人のことを考えたり、自宅でゆっくりしたり、出来ることをやって行くというのは大切なことなのだろう。
ずっと誰かのせいにしている場合ではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?