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あきらめたら終わり

コロナが一旦終息したものの、白血病や癌、腎不全、色々な病気と闘っている利用者さんたちの症状が勃発。

私が3階を離れた途端、それらの落ち着いていた症状が表面に現れ出した。気のせいだとは思うけれど、こういうことが良くある。急変も転倒もお休みの日によく起こる。もう気のせいじゃないんじゃないか?と思うほどの確率だ。

そんなわけで連休中に具合が悪くなってしまった人たちを受診に連れて行くことで終わった一日。

特養には、身寄りが無い人も多い。最初は生活保護で入所したものの、途中でそれが取り下げられて、後見人もついていない人も居る。

そういった方々に、充分な治療を継続させて貰うというのも仕事の一つ。
色んな手段を考える。

認知症があっても本人が希望するところまで治療を続けたい。

出来るところまでやって今日が終わったが、どこかで行き止まりになるかも知れない。
相談員に力を借りてまだやっていないことをやって貰う。

ケアマネを何十年もやっていると言う方が『え?僕、その方法知らないけど。』で終わらせようとするので、それじゃダメだから区に問い合わせて!とお願いする。

すると『だって、区は冷たいんだよ。ものすごく塩対応して来るんだよ、こういうパターンの人に対しては。』

あなたが塩対応受けるとか、優しくして貰えないとか知らん。とにかくかけて。かけてくれないなら私が電話する。

そんな不毛なやり取りも見え隠れしつつ、とにかく皆の治療を継続する方法を考えたのだ。

そして、あれだけ面談してもう裏切らないと言っていた人が、またしてもノー連絡でずる休み。もう言うことなし。

しかし、色々と面白いこともありつつ、騒々しく一日が終わった。もうこれ以上できんよというところまで。

明日もある。くじけずに頑張ろう。

最近の夜の課題はクールダウン。やるだけやったんだから、一旦手放せ、自分。

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