投影とか反映とか(ハイアンドロー)
先週末、サービス課長のAさんが緊張した面持ちだった。訳を聴いてみると「来週から事務所に新しい人が入って来るから落ち着かないんだよね。」とのこと。
分かる人には納得できるその答え。
しかし分からない人には『何で自分が実質の長なのに緊張しなければならないの?』ということ。
違うのだ。新人さんを迎え入れる方も気を使うのだ。
しかも、現状ではその部署で自分自身が一番新人で職務年数が少なかった。なってないことには『ここのやり方は古い!』と言えた。しかし、一年や二年では長く蓄積された怠慢は変えられない。
そうしているうちに新しい人が入って来ると、『え?何ですか?これ?』と自分が言われる立場になる。
『これでも頑張って変えたんだよ!』というのがその立場の人の心情だろう。
しかし、私もそういったことに無頓着で、純粋にビックリしては口にしていたなあ。きっとナースのH先輩や、このサービス課長のAさんを傷つける言動となっていたことだろう。
無責任な人は『知らないよ!私はこれでもまだ2年坊なんだから!』と言えるけど、言い訳しない体質の彼女らは苦しいだろうなあと思う。
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先日、職場のPTさんが東京リベンジャーズに出演しているから観て!と仰ったので、まずは上映中の第二弾ではなくて第一弾から観ようと思った。
ところが東京リベンジャーズを検索すると、かなりの確率でハイアンドローの作品の数々がヒットするので、ついついハイアンドローの方を観てしまう。おそらくは出演者が被るからヒットするのだろう。
昭和の高校生だった私は、いとも容易くハイアンドローの作品の数々にはまった。
相方のKちゃんも横で観ていた日々なのだが「エグザイルだらけだね。」と言う。
『へ~、そうなんだ。』
私はエグザイルさんのことは初期の頃しか知らない。人数が増えすぎて余計に訳わからなくなってしまったというのもある。
その中で極少人数のチームが存在していて、そのリーダーの名前が”らおう”。
『らおうたちのグループは、何で少人数なんだろう?やっぱり強いからかな?』とKちゃんに訊かれた私。
口をついて出た答えが『ほんとは人が良いから、あんまりいっぱい新しい人が増えても、気ぃ使って疲れちゃうんだよ、きっと。』ということ。
だって、ラ王の下のナンバー2の人(102号室に住んでる人ね)だって、メッチャ優しいじゃん。敵対している側のナンバー2がピンポーン!って尋ねて来ただけで色々情報を教えちゃうんだから。
ああ、かくして人々が観るエンタメとは、全て個人の諸事情が反映される。
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本編とは関係ありませんが、写真は、今日の相方キョンちゃんのお弁当です。
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