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オネゲル / 夏の牧歌

今日も炎天下。

知人が所属している楽団の生オーケストラを聴きに池袋へ。この楽団が今回で2回目。

知人は福祉の世界でフルに仕事をしていらして今の職場だけでも20年は従事しているという大ベテラン。でも、外見は若く美しい女性にしか見えない。

初回に聴きに行って驚いたのだ。あの仕事をしていて、いったいいつこんな演奏が出来るほどの練習時間があるのか?と。

今回はKちゃんのチケットを取って一緒に観に行った。行く前から楽しみにしていた様子だったが、私と同じく大感動していた。

プロではなく「良い演奏をしたい。音楽が好き。」という方々の集まりだと言うこの集団。嘘だろう。プロだろう・・・。と思ったのは私が素人だからじゃなかった。
私は遭遇するものを何でも感覚で捉えるが、Kちゃんは何でも下調べをする人なので、「全国に何千かのアマチュアの交響楽団があるけど、評価が常に1位か2位だって。」と私に言う。道理で。

無知でも感覚は信じて良いらしい。

いや、そうでもないか。つい先日、やはり知人の劇団に招待されて観た舞台があった。ニューヨークにも講演されていて大評判だとその方は自慢なさっていたが、私には・・・同じくKちゃんにとっても、ツボに入らなかった。
もう少し分かるように表現してくれないと独りよがりに傾いて終わってしまうのが芸術なのかも知れない。いや、何も表現しないよりはましか。

***

行きも帰りもその方から丁寧なラインをいただいて感動した。
音楽の世界は真似できないけれど、奇しくも事業所がとても近い。
私もあの方のように良い仕事が出来たら良いなあ。

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帰りにキリンシティへ寄った。
ビールは美味しかった。

が、店は暑くて騒がしかった。
昔は良い店だったんだけどなあ。時代だなあ。

帰宅してから猫2匹と人間二人。くっついて爆睡。

良い休日だった。

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