性格と体型

昨日、虐待の話とか支配的な気質について書いていて思い出した。体型と性格の関連性。

ドイツの精神医学者クレッチマー以外にも多くの人が体型と性格の関連性について語っているのだけど、心理学の学校に通っていた頃、『なるほど、これは当たっているなあ』と感じた。

それから少し時が経って、クリスタルヒーリングやレイキヒーリングを習っている頃に聴いた諸説もかなりの共通点があった。
要するにエネルギーや思想が形を作り出すという理屈。

例えば支配的な人は背中に肉がつきやすいという。同じ太っているとか痩せているという概念でも気質によってタイプが違うのだ。
本来支配できない他人や物事を支配しよう支配しようと頑張っているので背中に肉がつく。（でも支配できないけど）
これは子供を持つお母さんや、”親切で優しい”という気質に孤独が加わっておせっかいになってしまった気質の人によく見られる。

小言や愚痴や文句が多くて息苦しいな～とか、色んなことに介入して来るな～と思う人は、皆このタイプだったので「なるほど」と思った。重ね重ね人や物事を支配しようなんて無理なのに支配しようとするから、一人で熱くなり、ついでに血圧も高くなる。
このタイプと悪い意味で相性が良いのが体幹が薄くやせ型の人。悪い意味で相性が良いというのは、引き寄せ合っては互いに嫌な気持ちを味わうということだ。

それを聴いてガーンとなる。私じゃん。気弱そうで如何にもどうにか出来そうに見えるタイプだから、先のタイプが一生懸命欠点を探しおせっかいをやこうとする格好の的にになりやすい。（ほんとは違うんだけどね。）

加えて、体型は歩き方が作るという説。これはエクササイズの先生が講義で語っていた。
やせ型の人は線の上を歩くように真っ直ぐ歩き、太っている人は横に揺れながら歩く。斜めに足を開いたり肩を前後させながら歩く癖の人たちはレスラー太りしている。ちなみにこのレスラー太りしやすい人が背中に肉が付くタイプ。

どれが良いとか悪いとかではなくて好みの問題という側面がある。ちなみに私は貧弱過ぎるより少しぽっちゃりしていた方が穏やかそうに見えて良いなと思う。
が、支配的な人は、話していても一緒に仕事していても疲れるので、距離をおきたい。
ちなみに、『あ、この人、背中に肉がついているから深入りはやめよう。』というふうには幸いにも至っていない。そこまで行くと決めつけで世界を狭めることになるから。

とはいうものの、私の恋人は出会い立ての頃、やせ型なのに背中に肉がついていた。小さな子供の親だったからだろうか。
そのせいで悪い意味での相性が合ったのかも知れない。『どうにかしてあげたい。』とか思われたのかも知れない。
それが今はあいかわらず筋肉質ではあるものの、背中はスッキリしている。良く色んな話をするのだが、『それは多分、支配なんて出来ないって理解したからだと思う』とのことだった。

要するに心が変わると体型も変わるということなのだろうとも受け止めている。

あくまで好みだし美醜とは関係ない話なのだが、『この人、素敵だなあ。』と見てくれで思う人は、もしかしたら中身もあなた好みの人なのかも知れない。