137年間作り続けている本格焼酎へのこだわりと新たなチャレンジ。
「日置蒸留蔵」生産本部の、枇榔 誠 次長に、小正醸造の歴史や、焼酎製造についての話を伺い、製造工場の見学をさせていただきました。
●「日置蒸留蔵」の歴史
明治16年(1883年)小正市助により創業。
日置八幡神社のお神酒造りから始まり、本格焼酎のみならずリキュール、スピリッツ、ウイスキーの製造販売を行っています。(鹿児島市の天文館で創業、戦後、日置市に移り現在に至る)
●小正醸造の代表銘柄
1957年(昭和32年)、2代目の嘉之助が、本格焼酎をオーク樽で長期貯蔵させた「メロウコヅル」を発売。樽貯蔵(樽に寝かせること)で独特のまろやかな口当たりと、コクのある味、芳醇な香りを実現しました。
「メローコヅル・エクセレンス」は、日置蒸留蔵に隣接する直売所「こまさや」のオススメ商品です。
●新商品への取り組み
2021年に発売された「小鶴 the Banana」は、ワイン酵母とサツマイモ(黄金千貫)を組み合わせ、発酵の度合いにより、まるでバナナのような香り(甘く柔らかな香り)を実現しました。
●小正醸造の見学コース
焼酎造りの見学コースは、直売所「こまさや」でビデオ鑑賞のあと、製造の過程の説明を聞きながら見学することができます。(ビデオ鑑賞時間を含め1時間ほど、要予約)
見学コースの最後に、手作り蔵の「師魂蔵」は先代の教えを守り続けています。これまで見学した製造過程がここ1か所で再確認できます。
【アクセス】
小正醸造の商品は、日置市観光協会アンテナショップでも購入できます。
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