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日置市観光協会について

観光の現状

日本の人口は毎年減少を続けており、特に地方において人口の減少並びに少子高齢化がもたらす、地方経済の衰退は残念ながら下降の一途をたどっているのが現状です。
そのような中、政府は国策として観光を基幹産業と位置づけ、観光による経済波及を地方創生につなげる取組として支援しています。


江口浜海浜公園

日置市の現状

私たちの住む日置市の観光客数は、コロナ前の平成30年は年間243.3万人、令和元年は年間243.9万人と対前年100.2%の微増となり、令和元年の宿泊を伴う客数比率は1.4%(3.3万人)という結果でした。

コロナ禍による課題

そしてコロナ感染が広がった令和2年からは激減の一途をたどっており、特にインバウンドの誘客がほぼ無くなり観光推進の最大の目的である「観光消費による域内経済の増大」という目的においては、大きな減少傾向が否めません。
観光客激減の他の要因の1つとして、マーケットイン(顧客視点)の施策展開が図られていないことにも原因があります。
また、近年は地方創生の副産物として地方間競争が激化しており、訪れる観光客のニーズの多様化と相まって、マーケティング分析でのウオンツの把握の必要性が高まって来ていることも事実です。

西郷どんの湯

日置市の強みと課題

日置市の強みは

「陶芸の町 美山」
「日本の三大砂丘 吹上砂丘」

その他にも、豊富な海産物や山の幸、そして温泉資源に恵まれた自然環境です。

その恵まれた環境を最大限に活かし、観光消費に変える力が不足しているのが現状です。
鹿児島市内から電車で17分と利便性が高いにもかかわらず、観光誘客に成功できないままで、消費拡大への取り込みが弱い事は否めません。


この課題を克服する為、日置市観光協会はこれまで行政や会員の支援をいただき、各種観光事業を展開してまいりました。しかしながら業種間の連携による組織強化や経営体質を改善して諸問題を克服しなければならない課題も見えています。


ろくろ

これからの当協会の進む道

令和元年に、日置市観光協会は一般社団法人として再スタートを切り、過去にできなかった「観光や地元事業を支える人材の発掘、育成」を図り、観光業や商品開発の知識をもったプロフェッショナルを育てます。
また、育成された人材が既成概念にとらわれず困難な課題にもチャレンジし続け、市全体の観光効果を発揮し収益の上がる運営を行います。そしてさらなる日置市の観光強化を図り、そこで出た利益を市内の観光関連に循環させるよう取り組みます。各地域が保有する史跡の保存と活用、またWEBを活用した販売戦略での販売促進をして、観光推進と地域産業の収益拡大に寄与する法人として、「一般社団法人日置市観光協会」は活動を続けていきます。

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一般社団法人日置市観光協会

〒899-2502
鹿児島県日置市伊集院町徳重285番地12
TEL:099-248-7380
FAX:099-248-7383

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