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PLASでの学びを忘れずに国際協力に携わり続けたい |佐々俊之さん

自己紹介


こんにちは。昨年7月から半年間、PLAS広報・コミュニケーションチームでインターンをしていた佐々俊之です!PLASのオンラインイベントで以前にお会いしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。現在大学4年生ですが、昨年まで交換留学をしていた関係で、大学卒業は来年の春になります。

担当業務内容の紹介


PLASチャンネルやクローズドイベント、チャリティウォークなど、主にイベントの運営を担当していました。また、SNS投稿用の画像作成など広報のお仕事にも関わらせていただきました。

一番印象に残っているイベント


半年間のインターン生活の中で最も思い出深いイベントを一つ挙げるとするなら、2023年12月に開催したPLASチャンネル特別回「PLASヒストリア〜18年目を迎えた今、PLAS代表が明かす思い〜」です。

PLASが設立してから18年を迎える節目に、何か特別なイベントを企画したい!と思っていました。その際、どのようなテーマのイベントがふさわしいかを考えていたところ、「PLASの設立から今日までの歩みを振り返り、そして将来への展望を語る」というアイデアが浮かびました。インターンとして働く立場からも、PLASの設立経緯や18年間の事業スタイルの変遷、そして現在のビジョンやミッションを抱くに至るまでの苦労や軌跡を知る機会が欲しいと感じていたのです。
 
イベントの内容や構成を具体化するために、まずはPLASのスタッフの方に、団体設立時のストーリーやこれまでの取り組みについて1時間ほどお話を伺い、そのお話をもとにイベントで使用するスライドを作成しました。
 
スライド作りは難しくも楽しい作業です。どうすれば参加者の方々を退屈させずに、PLASの歴史をわかりやすくお伝えすることができるか頭を悩ませながら、使用する写真やデザインにも気を配りました。
 
こうした作業の過程でPLASの共有フォルダにアクセスし、これまでに蓄積された何千枚もの写真に目を通しました。古いものでは2005年ごろの写真もあり、そこには大学生だった当時のPLAS設立メンバーとアフリカ現地の子どもたちの活きいきとした姿が映っていました。エイズ孤児たちが安心して通うことのできる学校を建設するために汗を流す設立メンバーたちとボランティアの様子に心が引き込まれ、「大学生である今の私がその身ひとつでアフリカに行き、子どもたちのために更地に学校を建てる度胸と行動力があるだろうか?」と自問しました。新しいことに挑戦しようとするとき、何かと怖気づいて躊躇してしまいがちな私ですが、18年の歳月を経てPLAS設立メンバーの方たちのエネルギーと情熱に写真越しに背中を押してもらえたような気がしました。

18年間の写真を振り返ると、PLASのカメラが写し続けてきたのは、キラキラと輝く子どもたちの瞳や力強くたくましいお母さんたちの顔つきでした。現地の人々がこうした表情を見せるのも、かれらがPLASを信頼できるパートナーだと確信しているからこそでしょう。このような姿を、イベントや広報を通じて日本にいる皆さんにお伝えしていくことが、今の私にできることだと、その時に強く感じました。
 
12月のイベント当日は、代表の門田さんと共に対話形式でPLASの歴史を説明していきました。このフィールドで長くご活躍されている方のお話を伺って刺激を受けるのと同時に、このようなイベントを開催できたことをありがたく思いました。
 
PLASご支援者様専用ページにはイベントのアーカイブも掲載しておりますので、ご関心のある方はご視聴いただければ幸いです!

PLASでの学びを活かして


PLASのインターンでは、広報やイベント運営のための様々な実用的なスキルを身につけることのみならず、NGO・NPOが担う役割やその運営体制、そして支援活動を実施する上で現地の人々と向き合う姿勢について学びを深めることができました。
 
国際協力や開発援助といった分野において、「支援するもの」と「支援されるもの」の関係性は垂直的かつ固定的に捉えられがちです。PLASはそのような構図を早い段階から見直し、地域のポテンシャルを最大限に引き出しつつ、現地の人々とフラットな関係性を構築することを模索し続けてきました。このような団体でインターン経験を積めたことに改めて感謝します。
 
今後もどのような形であれ、ここでの決して学びを忘れずに国際協力に携わり続けたいです!また、いつか必ず魅力いっぱいのアフリカの地をこの足で踏みたいと思います。


あなたもPLASのインターンとして活躍してみませんか。
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いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。