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<第36回>トマトの育て方〜予備知識と苗の選び方〜

実は先日、ミニトマトの苗を購入したんです。
というのも、息子がトマト大好きで、とてもよく食べるので、それなら自分の手で育てたものを収穫してもらおうと思ってのことです。
ただ、これって僕の嫁さんが言い出したんですよね。結婚した当初は植物とか、ベランダ菜園なんか興味がなかったのに、子供が生まれるとこういうことになるのですよ。僕としては非常に嬉しい気持ちです。

さて、僕も小さな時からトマトは庭に植えてあり、地植えのものを食べていました。ただ、いざ育ててみるとわからないことだらけでしたので、今回からトマトの育て方についてお話をしていこうと思います。
第1回目となる今日は、ベランダで育てるトマト栽培の特徴と時期について基本的なことをお話しし、次回以降、種まきや土作りについてお話をしたいと思います。

それでは今日も最後までよろしくお願いします。

今回の内容もRadiotalkで配信をしています。


トマトといえば古くから日本で育てられている品種です。ですので、原産地は世界中にあるのではないか?と思われている方も多いかもしれません。
実は、原産地は南米アンデスの高原なのです。ですので、乾燥・多日照・昼夜の温度差がある気候を好みます。
ですので、なるだけ排水性の良い用土を作り、雨除け栽培の工夫が必要になります。甘く元気な苗に育てたいので、乾燥ぎみに育てることに注意をしましょう。

そして、何より生育には強い光が必要です。光が不足してしまうと、徒長をしてしまい、花数が少なく実をつけなかったりするので日当たりの良い場所で栽培するよう心がけたいところです。

ですので、初めてのベランダ栽培の時にはたくさん取れて、比較的丈夫なミニトマト系統の品種を育てることをお勧めします。

トマトの栽培時期についてです。
3月中旬になったら種まきを行い、5月上旬、ちょうど今頃に植え付け、早ければ6月、遅くとも7月から10月頃まで収穫をすることができます。
もちろん、地域や品種によりけりですので、参考としてこんなものなのだとご理解ください。

初めてベランダ栽培をします!という方が、最初からタネからは育てないと思いますので、今日の最後は苗の種類と選び方についてです。
今、ちょうど売りに出されているトマトの苗なのですが、種類が多くどれを購入すれば良いか迷います。

オススメは、接木苗という苗がオススメです。これは、強いねを張る植物を台木にして、トマトの苗を引っ付けたもので、耐病性があり収穫量向上したりと、元気に育ちやすくなります。

そして、たくさんある苗から選ぶ時には次のポイントでみてください。
葉っぱはどうでしょうか。黒い斑点などの病気サインや虫食いの跡はありませんか?
茎はどうでしょうか?間が長く、間延びしていませんか?
株元はどうでしょうか?しっかりと根を貼ってちょっと触ったぐらいではぐらつきませんか?
底はどうでしょうか?ポリポットの底穴から茶色くなった根は出ていないでしょうか?

上記のことを見て欲しいですが、やはり大変です。ですので、なるだけ店頭に並んでいる時期にタイミングよく行って購入したいものです。

さて、今日は以上です。
関東でも大雨が降ったようで、梅雨の予行練習となった場所も多かったようです。
また、今日は各地で15度を下回り非常に寒い地域が増えております。お昼は暑いようですので、体調には十分にお気をつけください。

それでは今日も良い1日を。

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