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低気圧による耳の不調とセルフケア

低気圧が続くと耳の不調、肩こり、腰痛、疲れが取れない、身体が重い、そしてひどい頭痛に悩まされる人が多いですが、中には「天気予報より早く雨が降るのが分かる」という方もいらっしゃいます。
台風が近づこうものなら、割れるような激しい頭痛が起こるのだそう、、、

「気圧」とは、空気が私たちの身体を圧迫する圧力のこと。
「高気圧=晴天をもたらす気圧」は、私たちの身体がギューっと高い圧で圧迫されている状態で、いわゆる腰痛ベルトや弾性ストッキング、膝のサポーターなどでギュッと身体を引き締めているような状態。
一般的に「体調が良い」と感じる方が多い気候です。
一方、「低気圧=雨天をもたらす気圧」は、私たちの身体を圧迫する圧が低い状態で、腰痛ベルトや弾性ストッキング、膝のサポーターなどを外して身体がユルッと緩んだ状態です。
気圧の影響を受けやすい方がユルッと緩んでしまうと、あちこちに痛みや不調が起きてしまいます。
血管がユルッとなりますので、血圧が下がり、頭がボーっとしてきます。
身体には余分な水分が滞留して、身体が重くなり、怠くなります。
脳内の血管がユルッと拡張すると、周りの神経を圧迫し、ズキズキと拍動性の頭痛が発生します。

アロマでは、血管収縮作用があるサイプレスや、鎮痛作用があるペパーミント、収れん作用があるローズマリーなどが低気圧からくる頭痛にはおすすめです。
嗅ぐだけでも良いですが、オイルに希釈して、こめかみや首などに塗るのが良いでしょう。
できれば頭痛が起きてからではなく、予防的に行うと効果的です。

また、低気圧になると耳鳴りが止まらない、耳が詰まるなど耳の不調については、セラピューティック・リフレクソロジーでは第4趾(胆経)と第5趾(腎・膀胱経)を丁寧に見ていきます。
ここをしっかり刺激すると、首や項のコリも取れて、視界が明るくなり、耳周りの気血の巡りがよくなります。

耳の不調にセルフケア

細かく説明すると、赤い部分が耳の反射区であり胆経と腎・膀胱経。
ピンク部分は耳管、緑部分は慢性の耳の反射区になります。
足指の付け根の膨らみまでしっかり触ってケアしてください。
耳に不調がある方がこの部分を触ると、ゴリゴリしたディポジットがたくさんあります!

どんな症状であっても、東洋医学では「気血の巡りの滞り」と考え、その滞りが「その人の弱い部分」に症状として出やすいと捉えています。
滞りがある部分が低気圧の影響で、より痛みとして感じやすくなってしまうのです。
耳周りが弱い人は耳鳴りや難聴となって現れ、皮膚が弱い人は蕁麻疹やアトピー、呼吸器が弱ければ喘息といった症状です。
手っ取り早く病院や薬で対処して症状が治まったとしても、残念ながら根本の原因が改善される訳ではありません。
根本の原因が改善されないまま放置されれば、繰り返し同じ部分に症状がでたり、または経絡上の他のどこかに「別の形」で違う症状として現れる可能性もあります、、、

それから低気圧の影響を受けやすい方は、マスクにもご注意を!
耳の後ろが常に圧迫されていると、三焦経の経絡を滞らせる原因になります。
三焦経はホルモンや自律神経、体温調節ともダイレクトに関わり、頭部や肩にもつながっている経絡です。
頭痛、肩こり、不眠、自律神経失調症、ホルモンバランスの乱れといった症状を起こしやすくなりますので、必要のない時はマスクを外して、深呼吸&リラックスすると良いですよ!

Plaisir
https://aromatherapie.crayonsite.net/

セラピューティック・リフレクソロジージャパンhttps://www.therapeuticreflexology.com/reflexologist



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