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【ISS採択者紹介⑤】 介護事業に取り組むお二人をご紹介!

皆さんこんにちは。

昨日に引き続き、郡山市社会起業家加速化支援プログラム「Impact Startup Studio」の採択者をご紹介してまいります。


「Impact Startup Studio」とは?

「Impact Startup Studio(以下、ISS)」はこおりやま広域圏を対象に、社会課題解決を目指すスタートアップを支援するプログラムです。

  • 起業家向け:「ソーシャル・アントレプレナー(SE)コース」

  • 第二創業向け:「ソーシャル・トランスフォーメーション(SX)コース」

の2コースを設け、合計10名の採択者の皆様には、資金提供やビジネスの拡大に必要なメンタリング、専門家からのアドバイス、ネットワーキングなどを提供し、地域資源を活かして社会インパクトを創出することをサポートします。

採択者紹介⑤〜介護〜

今回ご紹介するのは、介護の事業に挑戦される
田中亜利砂さん・満井みさ子さんです。

1. 田中 亜利砂(たなか ありさ)さん

起業家向け:「ソーシャル・アントレプレナー(SE)コース」

取り組まれる事業内容

「業界初!!!ピクトグラムアプリを利用して介護DXへ!」
:介護施設向けにピクトグラム(視覚的なシンボル)を使ったADL(日常生活動作)の評価アプリを開発しています。このアプリは、介護スタッフが簡単に楽しく利用者のADLを評価し、データに基づいて早期に異常を発見し、適切なケアを計画できるようにします。

また、外国人介護人材が増える中、言語の壁を越えて利用できるツールを提供することで、介護現場の業務効率化を図っています。

本プログラムに応募したきっかけ

高齢化率の高い福島県で実証実験を行い、アプリを完成させて全国販売したいと考え、応募しました。その後は世界に展開していきたいです!

10/5 キックオフの感想・本プログラムへの意気込み

郡山市さん、プレイノベーションさん、一緒に切磋琢磨する同期のサポーティブな支援に大変助けられています。

特に実証実験を行う介護施設をたくさんの方が紹介してくださり、横のつながりの大切さを実感しています。本プログラムでビジネスのブラッシュアップを行い、売り上げを立てて、郡山市に恩返ししていきます!


2. ハーベストカフェNEXT 代表
 満井 みさ子(みつい みさこ)さん

起業家向け:「ソーシャル・アントレプレナー(SE)コース」

事業内容

「『介護をしながら働く』人が働きやすい職場をつくるサポート事業」
:介護をしながら働く「ビジネスケアラー」を支援して介護離職を防止し、企業と従業員双方にとってより良い労働環境を整えることを目的とした「ハーベストカフェNEXT」という事業を行っています。

①企業経営者や人事担当者へのヒアリング結果 ②従業員への介護状況アンケートの結果を踏まえて、各企業に合わせた研修の実施や、支援制度の構築・定着を進めています。

本プログラムに応募したきっかけ

2030年には、900万人が要支援・要介護者になると予測されている日本。介護問題は、当事者だけではなく、介護しながら働く従業員の増加で、企業の人材不足や生産性・競争力低下に影響する社会課題です。

企業に介護について的確な情報を伝えながら、「働きながら介護をする人を支援する職場づくり」のサポート事業を展開するための商品、提供の仕方を、ISSの支援をいただくことでより良い形にできると確信し応募しました。

10/5 キックオフの感想・本プログラムへの意気込み

今回採択いただいた事業は、介護や、働き方の見直しなど様々な角度からのサポートが必要な内容になると考えています。そのため、多方面の方々と連携しながら商品を作り出す必要があります。

このISSのプログラムに参加させていただくことで、様々な方々の意見をお聞きする機会を得たいと思います。ビジネスベースで事業化した経験がないため、起業に必要な考え方を学び、地域企業が利用可能な商品づくりを実現したいと考えています。


おわりに

本記事では、介護事業に挑戦される、田中さん・満井さんをご紹介いたしました。

これにて、本プログラムの採択者10名の紹介が終了となります。

【他採択者の紹介記事一覧】

今後の活動報告も、お楽しみに!

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