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"女子サッカー×海外"インタビュー:SOU

皆さん、こんにちは。

先日、「女子サッカー×海外」をコンセプトにした新たなプロジェクト「FUTURES」を始動しました。

今回から、FURURESメンバーのインタビュー記事を更新します。
海外での女子サッカー経験をもとに、お話を聞いていきます。

まずは、ニュージーランド・アメリカにサッカー留学をした、蒼(Sou)のインタビューです。


まずは自己紹介をお願いします。

蒼(Sou)です!28歳です。
私は10歳の時にサッカーを始め、そこから14年間、どこに場所を移してもサッカーを中心に生活をしていました。
最初に海外に出たのは高校2年生の時、ニュージーランドへ1年間留学へ。大学はサッカーをするために1度は日本の大学へ進学するものの、大学3年生から、女子サッカーの先進国と言われているアメリカの大学に編入しました。専攻はコミュニケーション学を学び、卒業しました。

帰国後、名古屋のサッカーチームに所属し、選手を引退。
現在は、パーソナルトレーナーとして独立・活動を続けながら、これからFUTURESとして「女子サッカー×海外」をコンセプトに活動を広げていきたいと思っています。

サッカーを始めたきっかけは何ですか?

きっかけ自体は、特に珍しくはなく、「友達に誘われたから」です。
始めた頃は、女性がサッカーをする人数はまだまだ少なかった時代だと思います。そんな中、私の小学校にはたまたま女子サッカー部があり、始めやすかったなと感じます。

海外でサッカーをしようと思ったきっかけは何でしたか?

特にアメリカに行った時は、私にとっては大きな挑戦でした。
日本で、プレーしている時に、たまたまアメリカへの10日間サッカーツアーに参加しました。実際にアメリカの選手と対戦した時に、大きな違いを感じました。スピード、ダイナミックさ、環境など、驚くことばかりでした。

直感で、「アメリカで、サッカー選手として挑戦してみたい。」そう思いました。

実際に海外でサッカーをして、どうでしたか?

違うスポーツかと思ったくらい、違いを感じました。
結果主義な国なので、どれだけチームに貢献したかを数字で評価されます。その点数で、次年度の奨学金が変わったりもしていたと思います。コミュニケーション方法や、チームの作り方、サッカーの戦術まで、それまで教えられてきたこととは全てが違ったので、慣れるのには苦労しました。

ですが、新しいものを受け入れていくことで、自分の弱いところを改善していくことだったり、逆に強みを引き出してもらうことに繋がったと思います。葛藤したり、悩んだりすることは沢山ありましたが、そういう環境に飛び込み、経験できたのは、今でも私の大きな財産です。

留学して得られたもの、学んだことはどんなことですか?

アメリカは、サッカーだけが上手くても試合に出られません。
勉強や生活態度も同じくらい重要視されます。その環境で2年間過ごしたからこそ、私は人として多くのことを学べたと思っています。

アメリカは本当に色んな国籍の方がいて、環境がすでに多様性で溢れていました。
そして、自分のことを堂々と表現する人がほとんどでした。その中で、私はコミュニケーション学を専攻し、多様性や違いのことを学問として勉強しました。

違いを受け入れることで、逆に自分のことも受け入れられるようになりました。
だから、「自分はこうなんだ」と自分が自分でいることに自信を持つことの大切さ、そして、表現していくことの大切さを学びました。それが今の私の人との接し方にも繋がっていると感じています。

サッカーはもちろん、考え方や価値観、人としてのあり方など、本当に沢山のことを学ぶことができました。

これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?

これからは、これまで経験してきたことをもとに、様々な切り口で私の想いを伝えていきたいと思っています。とはいっても、まだまだ私は発展途上。多様な人と関わりながら、経験を重ね、人として成長し続けることが、これから私がチャレンジしていきたいところです。


以上、蒼の海外サッカー経験についてお話をお伺いしました。

引き続き、「女子サッカー×海外」のインタビュー記事を更新していきますので、ぜひフォローしてお待ちください!





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