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アンコールワット近郊にある日本人経営オーガニックファーム【東南アジアで活躍する女性2】

ずっと前に、どこかで読んだ本の中で誰かがオススメしていたカンボジアにある農業と宿がセットになっていて、そこで収穫した野菜を使った料理を提供している場所。この名前を思い出すために「農業 カンボジア ホテル」などと検索していて、結局この場所は見つからないまま、別の素敵な農業を見つけた。

SVAYCHEK ORGANIC FARM

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アンコールワットから車で約15分、広大な土地にあるオーガニックファーム。実はこのオーガニックファームは、元アンコールワットクッキー日本人経営者・小島幸子さんがオーナー。地元の雇用創出を目的としてクッキー経営で成功し、12年の事業は別の経営陣に受け渡した。

このオーガニックファームには、パイナップル、ライム、バナナ、トマト、タロイモ、レタス、ブロッコリー等約30種類の果物や野菜が栽培されている。

小島さんは「カンボジアの主要産業である農業を、よりお金を生み出せる構造に」するため、起業した。大学やNPOとの連携、旅行会社とのツアー企画のほか、独自の農業体験ツアーを2019年2月から開始。毎日午前8時30分~11時30分、午後15時~17時までツアーを行っており、サイトで予約可能。生産物は、現在Seim Reap River Marketで販売されている。

有機無農薬栽培をカンボジアでとは、素敵過ぎる。既にある豊富な大地と主力産業の価値や魅力を編集し、発信していく過程はメコンデルタ全体で学べる工夫だと思う。

小島幸子さんの記事
https://www.mashingup.jp/2017/01/059698svaychek.html
https://minds-eye.co.jp/2018/03/21/post-351/

ガイド時代に、「カンボジアはお土産無いのか?」とよく聞かれたことがきっかけ。お土産の基盤はチョコレートかクッキー。チョコレートはすぐ溶けるので、クッキーで勝負。クッキー経営者→農業経営者→ゆくゆくはアジアのリーダーを育てる学校を建てる予定。https://style.nikkei.com/article/DGXNASDR15002_T00C14A6TY5000/

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