ベトナム・カントーにある大人の隠れ家リゾートホテル3選

2019年6月24日 22:52

日本でもベトナムでも、仕事でホテルを訪れる機会がある。また自分自身、街の探検が好きで地元の人々だけの路面店から観光客に人気の高級リゾートにあるレストランまで、とにかく体験することが好きだ。その地域の全体像を垣間見る瞬間でもあるし、次々に建設されているホテルやホテル宿泊者の客層や推移を見て「発展途上国」と言われるベトナムの経済成長を痛感する体験でもある。

ここベトナム・カントーには、ホテルに泊まることがカントーに来る目的となりえるくらい、素敵なホテルがいくつかある。値段もお手頃で、メコンデルタでとれたたくさんの果物やおいしいベトナム料理が頂ける。エステやプール、ジム、会議室などの設備も整っているので、ぜひ数日ここでゆっくり滞在して頂きたい。

それでは、ベトナム・カントーにあるリゾートホテル3選、どうぞ！

１．ビクトリア・カントー・リゾートホテル（4つ星ホテル）

こちらのVictoria Can Tho Resortは市内中心部のニンキエウ（観光地エリア）からも車やバイクで10分程。市内の喧騒を離れ、敷地内に入ると一気にリゾート気分。コロニアル建築様式で中央のスイミングプールと中庭を囲むデザイン。

Victoria Hotels & Resortsはフランスのコロニアルスタイルのデザインが素敵なホテルグループで、このベトナムのメコンデルタ・カントーだけではなく、サパ、ホイアン、チャウドックやラオスのルアンパバーン等に系列ホテルがある。

木目調の広々としたお部屋

バスタブも広々としている

宿泊者以外でも、ホテルの屋外プールやレストランは利用可能。レストランで一番安いメニューのアイスクリームでも90.000VND(約450円)と、日本価格！しかし、この景色はプライスレス。ちなみにVictoria Superior1泊で2.787.000VND～(約14,000円)。

欧州からの宿泊者が多いとのこと。訪れた際は、プールサイドのテラスでベトナム人のご家族が何組かいらっしゃり、欧州からの宿泊者は昼間からビリヤードで遊んだり、コーヒーを飲みながらそれぞれの時間を過ごされていた。

２．アゼライ・カントー・リゾートホテル（5つ星ホテル）

ホテル業界で人気のアマングループの創始者エイドリアン・ゼッカがベトナムに初めて建てたホテルが、このAzerai Resort Can Tho。専用ピアからホテル専用のボートで5分間のクルーズを体験した後たどり着く、周囲をマングローブに囲まれたアイランドリゾート。バニアンツリーの老木が生い茂っていて、もはや異国。文化や伝統、自然に敬意を払い、このリゾートホテルはもともとあった木々に沿ってつくられたとのこと。

余談だが、エイドリアン・ゼッカはもともとリゾート開発にあたって、当初は北部や中部のリゾート地を見て回っていたそうなのだが、地元の開発パートナーの出身がカントーだったとのことで、カントーを旅して以来すっかり川の文化とコミュニティ、センスに魅せられたのだそう。

広大な土地の中心にあるプール。

ディナー専用のレストラン

ミーティングルームもあり、宿泊者以外も利用可能。

屋外プール、バー、レストラン、ジム、エステ、コテージ、そして大自然。贅沢な時間が過ごせる。

朝食会場とカフェレストラン。プールサイドにある。

コネクティングルームを見せてもらった。

カイラン水上マーケットへのツアーも実施しており、専用ルートで行くので一般の観光客とは異なる体験も可能。映画「ラマン」のロケ地となった文化財の邸宅へのツアーもある。

実はこのアゼライホテル、カントーだけではなくフエにもアゼライ　ラ・レジデンス・フエがあるので、中部滞在の方はぜひそちらへもどうぞ！

３．ヴィンパール・ホテル・カントー（5つ星ホテル）

Vincom Center (ショッピングセンター)、Vinmart ＋(コンビニ) 、Vinpearl Land (テーマパーク) 等、ベトナムに来たら、何度も目にするVinの文字。ベトナムの大手不動産デベロッパーであり、特に不動産と旅行産業に投資する複合企業で、成長の勢いが凄まじい。Vinpear Hotelはそんなグループがベトナム全土に展開するホテルで、こちらのVinpearl Hotel Can ThoはVincom Plaza(ショッピングセンター)と隣接。