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月に浮かぶ「LOVE」と「X」をみにいきましょう~月面LOVE*月面X*上弦の月~【プラ寝タリウム】

★「プラ寝タリウム」台本を記録しています。
★「プラ寝タリウム」は星空のお話で、皆さまを心地よい眠りへとお誘いし、心の疲れをホッと癒します。
★himalayaという音声配信プラットフォームで上映しております。
★noteの文字とともに、オルゴール&ピアノの音+cocoaの声もお楽しみいただけましたら幸いです。
★台本の引用や朗読など大歓迎です!ただし、ご縁を大切にしたいので、ご利用の際にはnoteやTwitterなどから一言お声掛けいただけますと幸いです。
★あなたと今日もご一緒に「ホッ」とできますように。

優しい太陽が、西の地平へと眠りにつくと、空の色が魔法のように変化して、やがて満天の星々とお月さまが姿を現します。
今回の上映では皆さんご一緒に、月に浮かぶ「LOVE」と「X」の文字をみにいきましょう!

いつも見上げている月の表面には、アルファベットでL・O・V・E、Xの文字が浮かび上がって見えることをご存知ですか?
「月面LOVE」「月面X」と呼ばれる現象で、当館へお越しのお客様から教えていただきました。

この正体は、月のクレーターと太陽光が作り出す現象です。
月の表面には、クレーターと呼ばれる隕石の衝突で形成されたくぼ地や山、谷が多くあります。これらに太陽の光が当たると、角度によって影ができ立体的に見えます。

月のほぼ中央に「V」、下に「L」と裏返しの「E」があり、「O」はクレーターの一つです。「O」のすぐそばに「X」の文字も見えます。

ぜひ肉眼で見てみたいと、いま閉じていた瞼を大きく開いて空を見上げた方もいらっしゃるかもしれませんが、この現象は月で餅つきをするウサギさんとは違って、肉眼では見ることができません。
観測のためには望遠鏡や望遠レンズを使用し、写真を撮影することでやっと愛を確認することができます。
ただし、いつでも見ることができるわけではなく、「上弦の月」の時に見ることができます。その上、毎月訪れる「上弦の月」で必ず見られるわけではなく、太陽の光の角度の関係で年に数回の「上弦の月」のタイミングでしか見ることができません。

とても珍しいこの現象を、2021年の一年間で観測できるチャンスは6回!
1回目は2月19日のことでした。2回目は4月19日、3回目は6月17日、4回目は8月15日、5回目は10月13日、6回目は12月11日です。

Twitterではこの素敵な現象を捉えたお写真を紹介していますので、ご一緒にきゅんとすることができましたら幸いです。

月に浮かぶ愛の文字も、人の心にある愛情も、いつでもはっきりと目に見えるものではありませんが…しっかりと刻まれていると信じて、今夜もぐっすりと眠りにつくことができますように。

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