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発達の遅れ=〇〇?、大真面目な話です

 こんにちは!普段は赤ちゃんの寝返り・ズリバイなど行動発達の支援をしています。時折あるのが、発達の遅れ、いわゆる月齢判断による、その時期にその行動がみられていないことが発達の遅れであるという、見て判りやすい事柄があります。人ってそんな簡単に「正義」か「悪」で決められるものでありません。人それぞれ個性があっていいし、個性が悪いわけではないのです。大真面目な話をします。(自己紹介はココ)


遅れる=不出来ではなく、準備期間だということ。できるかもしれないし、できないかもしれない。それって自分自身にも得手不得手ありますよね、それに近いかも




 我が子の未来に期待しているからこそ、「この月齢でコレができるらしい」という指標に惑わされ、達成してない、あるいは、達成しそうにないと想像できた瞬間に、うちの子は〇〇ではないかと検索し始めます。



 〇〇とは発達障がいではないかという意味合いで調べられることが多いです。しかし、発達障がいって、アレコレ学んできた私にしたら「個性」のひとことで、お互い心地よく過ごすことができれば、何にも問題がないのです。



 あえてなら、ご本人が生きづらいと感じていないか、困っていないのか、はたまた、ご本人と一緒にいる家族が困っていないのか、そこだけじゃないかと思います。



 少なくとも今困っていそうなご様子がないならば、問題はないのですが、できてほしいと願うならば、できる状況になれるよう少しずつ近づけてあげることではないでしょうか。ありたい自分へ近づけていくことです。




 赤ちゃんの場合は「発達性協調運動障害」と呼ばれやすいもので、寝返りが遅かったり、ハイハイが遅かったりすると、この診断がつきやすいのか、専門家より経過観察していきましょうか、という相談されることもあるみたいです。そのあたりは専門家に尋ねてください。


ちょっと考えればわかる、動けるようになったら問題はなかったことになるんじゃないの?





 確かに運動・行動の習得時期が遅いということで、運動・行動ができるようになったら、お役御免で「完治した」と思われることあるかもしれません。たしかに、そのステージは乗り越えたかもしれません。その子自身の持ち味がなくなるとはいいがたいものがあります。一側面だけを見ていてはいけないのね。治る・治らないの話ではありません。




 問題点としては、先ほど申し上げたように「困っているか、そうでないのか」そこだけです。




 困るだろうと先走った回答を想像し、行動し始めることもあるかもしれません。人って等身大でできること以上のことは難しいものです。だからこそ力入れて取り組むときもあれば、のんびり待つ時間が必要な時もある。




 これは発達障がいがあろうがなかろうが、子育て全般で必要なことです。




 子どもが回答を持っています。今ある回答から、大人が思う回答へ近づけようとすると、誰かが無理をすることになります。ちょっと頑張れば・・のたぐいであれば、子どもは寄り添ってくれるかもしれませんが、楽しくないと判断された瞬間に逃げられます。子どもの意思は尊重しなくてはなりません。




 そのステージを乗り越えた時には、よかったよかったになります。しかし、ほかの問題がないわけではないです。子育ての悩みは子育てしている最中ずっと何かしらあります。ひとつひとつのステージを乗り越える、これが正解で、「治る」「治らない」というものではないと、私は認識しています。




 正義だけで振りかざすのではなくてね、「愛」がひつようなの。




 決めつけた考えを持っている時には「愛」が足りないことがあるかもしれません。そうではなくて、できる状況は何か。一人で分からないならば相談していけば何かヒント見つかるかもしれませんよ。




 少なくとも、「困りごとが減る」状況ならば、今からできることいくらだってあるはずなんです。困りごとが何かを細やかに理解していくこと、それが寄り添う力になっていくと思いますよ。




▼ぴよままオカンが運営するレッスンでは雑談が面白い。こんな話もサクッと聞けたりします。


赤ちゃんの行動発達を学ぶベビータッチはココ



 当方の得意は、個別性対応できることです。うつ伏せ苦手、寝返り、ズリバイなど赤ちゃんの動作を支援しています。赤ちゃんの行動を読み解くと、今赤ちゃんが困っていること、克服していきたいことなど目標が見えてきます。赤ちゃんの仕草がみえてくることで、子育ての細やかな視点を学ばれる方が多いですよ。 



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