赤ちゃんの頭の形、そしてつぶやき

 こんにちは!普段、赤ちゃんの行動を読み解き、寝返りやズリバイ等を支援しています。そのなかで、当方へ「向き癖」と「斜頭とヘルメット」について受講生様よりお話をお聞きすることがあります。実際ヘルメット治療しながら当方へ来られる場合も年に何件かあります。最近インスタで大々的に広告が流れてきて、一気に加速していくであろうと直感し、私の見解を書きたいと思います。(自己紹介はココ)



見た目にわかりやすいこと、症例数がまだそこまでないのではないかという件





 医療商売が大々的に始まった。そんな印象を受けました。




 斜頭とは、「位置的斜頭症」のことと言われ、いわゆる絶壁とか、頭の一部が若干凹んでいるとかそういう雰囲気のことを指していると思ってください。産後の頭のゆがみや吸引分娩や向き癖ではないか?と言われていますが、実際それだと明言しているものはありません。





 状況的にそれの可能性があるのか・ないのか、ふんわりとした説明ではないか、という説明に過ぎなような気がします。今の時点ではですよ。ふんわりとした説明は、他科(整形・小児?以外の医療科のことです)への配慮の可能性もあるかとは思います。





 医療が関わってきているものの、手探りで検証している最中ではないかという雰囲気を感じます。というのも、検索してみても、治療についての説明ページはよく検索できても、結果についてのページが「当院での結果については」というものはあっても、今は症例数を集めている段階なのか、結果そのものはまだ出せない状況なのか、「期待ができる」という程度の文言がちらほらあり、まだ当たり前の治療とのぞまれる治療結果に沿うには至っていないような印象を感じました。





 赤ちゃんは、生まれたての時は、頭の骨の結合がゆるく(産道を通るため、脳みその成長に備えた器としてのゆとりを持たせるため)、1歳半ぐらいで、おでことつむじの真ん中あたりにある凹み、大泉門と呼ばれるものが骨が形成され閉じられていきます。成長に伴って頭も大きくなっていくので、それでもゆとりはあるのだろうと思います。



当方で寄せられやすいのが「向き癖」です。その結果といえば





当方でやっているのは、治療ではありません。行うのがママです。ご家庭でのできるセルフメディケーション(自分で行う体調管理的な要素)です。実際オンラインでレッスンしていますので、私が触れることは一切ありません。ママが優しくこころ込めて撫でていただいているだけです。





 斜頭に一番説明付きやすいのが「向き癖」になる可能性が高い気がします。同じ場所を地面に圧迫することで、地面に当たっているその部分以外の成長にゆとりがあって、当たっている部分は重力がかかったままという感じですね。





 向き癖そのものは「癖」ですので、病的状態ではありません。そのあたりについては小児科や小児整形の先生あたりに詳しくお尋ねになられてよいかと思います。自己流、自己判断で思い込まない方がいいと思いますよ。





 前置きはおいといて、向き癖はそのままにしない方がいいと書いている通り





 ある程度、セルフメディケーションで予防ができると思っています。当方へ来られる時期が、ヘルメット治療(生後3~6か月頃開始)より過ぎていることが多いので、頭の形がどうなったかどうかは私にはわかりません。そもそも頭の計測もしてません。寄せられる声としては



右を向くのが得意だ(左を向くのが得意だ)。反対側は苦手で見ようとあまりしない。

ママから寄せられる声




 これに関して言えば、根気づよくお付き合いくださっている方においては、左右同じだけ振り向きができている率が高いです。仰向け・うつ伏せで左右90度近く振り向けていることが多いです。100%ではないので、多いと書いていますので、早合点しないでくださいね。ママからは、いつも右(左)向きで寝ていたのに、反対向いて寝るようになったご報告は多いように感じています。





 私の個人的研究ですので、病院でするような大々的な症例件数はありません。受講された方で「片方をあまり見ようとしない」については、セルフメディケーションであっても改善傾向にあると自負しています。





 初めて現状を述べてみましたよ。研究し始めて年数が浅いのと、記録具合が当初は統一されていないこともあり、これからどれだけ記録を残していけるのか件数重ねていく次第です。それが結果につながっていくと信じています。




 そこでね、ヘルメット治療においては、枕(クッション)、タミータイムという(親のおなかの上?に赤ちゃんをおくいて監視下で斜めうつぶせ寝させよう時間?はたまたうつぶせ練習させる時間?)この辺りよくわかっていないのですが





 当方、そんなことしませんよ。そんな事せずとも、もし向き癖が改善できれば、赤ちゃんは左でも右でも自由に頭を傾けることができますので、頭の一部への負荷が減ると単純に考えるのです。





 今日は↑これを言いたかったがために、長いつぶやきになり失礼しました。2000文字書いてましたね。普段20分も掛けないのですが、2時間かけて書いたつぶやきです。




▼ぴよままオカンが運営するレッスンでは雑談が面白い。こんな話もサクッと聞けたりします。


▼赤ちゃんの行動発達を学ぶのはここ

▼離乳食2か月フォロー付き、食べないにも対応はここ



 当方の得意は、個別性対応できることです。うつ伏せ苦手、寝返り、ズリバイなど赤ちゃんの動作を支援しています。赤ちゃんの行動を読み解くと、今赤ちゃんが困っていること、克服していきたいことなど目標が見えてきます。赤ちゃんの仕草がみえてくることで、子育ての細やかな視点を学ばれる方が多いですよ。 



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