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今の子育てで必要なのは、ナニーの存在

 こんにちは!ナニーとは何か。外国で行われている、母が疲れすぎないように自宅で一緒に、子どものお世話や家事などを包括的に担ってくれる専門家とでもいいましょうか、きっとそんな感じの人のことをナニーと言うそうです。今の子育てと書きましたが、昔もいたんです。でも、気力と根性で何とかやってきた人もいるのも事実です。(自己紹介はココ)


気力と根性で、うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいる。子の両親だけでなく包括的に取り組める、大家族の家長がいる存在が必要なのかも




 寄り添うこと、今まで一番大事だと思っていましたが、数日の出来事で考えがちょっと変わりました。今の時代「気合と根性」では成り立たないひともいる。子育てすること、こころから楽しい人もいれば、楽しい部分もある程度にとどまっている人もいるのかもしれないと感じたのです。




 寄り添うことの大切さは、みな同じ精神、同じ境遇ならばなれ合いで、自分だけじゃないと思える安心感と、まだ自分は大丈夫という平常を保つことや、リフレッシュ的な価値観を生み出すかもしれないと考えました。




 しかし、寄り添うだけでは本当の安心感は来ない。自分が主体的に判断や活動できる人ならば、自己解決能力があるので、言っちゃなんですが、ほっといても大丈夫です。そういう人は、気がかりがあれば即行動して助け求めに行きます。




 その反対、誰かに頼まれたことを忠実にこなすタイプの方であれば、主体的に活動すること自体に慣れていないので、子育ての小さな出来事でさえおおごとに感じてしまう。




 この時「家長」と言えるくらいの、「あーしてみたら?」「それで大丈夫」と先導してもらえる人がいること、体が思うように動くことができない産後は、生きるための衣食住を、口だけではなく手を出して介入してくれる人が必要かもしれない、それに近いのが「ナニー」の存在かもしれないと直感したのです。




 そういえば、20数年前、すごい驚いたことがあります。日本で出産する中国の方で、産後、大きな中華鍋を持ち込んだ産婦の母(実母と称します)が、「うちの子には、ノーシャワー、食事はこれ」と日本にいるにもかかわらず、郷に従うよりは己を貫く強さに圧倒されたことです。




 実はこれ、ナニーの存在と同じで、赤ちゃんの一切の世話を実母が行う風習があるそうです。風習が子育てを助けてくれるのですが、ノーシャワーというのは清潔を保たないと産褥熱とかでたらどうするんだろうとか思うわけですが、実母の勢いすごくて、面会時間終わった後、こっそりシャワー浴びていました。




 まぁ、すごい勢いだったわけですが、「こうしなさい」という母の強さを実母から垣間見ることができたわけで、強烈な印象でしたが、家長的な存在が心身ともに産後のママを守るというシステムができているわけです。今はどうなのかはわかりませんけれど、いるのかもしれません。




 もちろん、家長がいれば、自分のやりたいこと制限されることもあります。しかし安心感がとてつもなくある。家族だからこその、家族の価値観の押し付けの害がないとはいいきれません。




 その点、他人であるナニーの存在は、踏み込み過ぎないところがいい。調整しながら交代要員であったり、赤ちゃんの扱い慣れている人で、家事も慣れている人なので、寄り添いに近く、逐一教えてもらえる存在として、一定期間、国の制度として雇ってはもらえまいかと思うわけです。




 ナニー自体も体力と気力がいるので、年代的には40~50代で子育て一通り経験してきた人あたりが最善なのかもしれません。もちろん元気なおばあちゃんあたりでもいいかもしれませんね。




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