0.SAPIXではD辺りにいた女の子が居場所を探して難関中学に受験する話(はじめまして)
偏差値30から勉強をはじめた女の子が無理せずあきらめず、でもゲームもネットも禁止せず難関の第一志望に合格できたこと
受験勉強を通して見えた娘の姿、親が考えたこと、試したあれこれなど
※SAPIXではAが一番下位クラス Dは十クラス中の下から四番目でした
ミスの原因を見つけたらすぐにそのミスを忘れなさい。
そしてミスの原因だけを記憶するのです。
ミスそのものは財産とはなりません、
ミスを背負ってはいけません。
-『風の大地』5巻より (受験期間を通じて一番支えになった言葉でした)
はじめに
いきなり自分のことですみません。
私、中学受験にものすごいトラウマがありました。
(どこかでその話もしたいと思います)
なのでうちの子は中学受験なんか回避して、公立から大学入ってくれればいいんじゃね?
まだこどもが小さいころにはボンヤリ考えていました。
でも小学校に入って突き付けられた現実とか
たまたま行った公立中で愕然とした光景とか
こんなのが重なって我が家では小4の春あたりに長女の中学受験を決意しました。
21年2月に実際に中学受験しました。
中学受験なんて。
厭なことではあるけれども
やるならしっかりやらねばならぬ。
厭なことではあるけれども
やるなら子どもに何かを残してあげねばならぬ。
そんなことを考えながら彼女に伴走したように思います。
このあたりのことを形に残しておければと思い、体験記の形でまとめてみました。
体験記を書くにあたり考えたこと
こうした体験記を書くにあたり、主観をできるだけ排し、再現性のある(少なくともあるんじゃないか?と思われる)メソドロジを書いていければと考えています。
とはいえここで書かれていることを皆さんの家でも是非やってみてほしいなどとも全く思ってません。
ここに書かれていることを下敷きに、もし自分の家ならどうだろうか、合う部分はどれだろうか、逆に合わない部分はどうすればよいだろうか・・といったことを家族で会話するきっかけになってくれるといいなと思います。
そういえば受験期間中一番知りたいと思い、あんまりそうした情報に出会えなかったものとして、意外ですが
”親は受験期間リアルで何を考えているのだろうか”
というものがありました。
これは自分だけじゃないと思いますので、記憶の限り残してみます。
後の人たちの安心やちょっとした気づきになればと思います。
また、中学受験にあたり(特に秋から直前にかけて)色々なことを考えて色々なものを試してきました。
それらが良い方向にはたらいたこと、思ったように働かなかったことなど色々見えたことがあります。
それらについても思い出せる限り書いていければと考えています。
買ったり借りたりして役に立ったグッズなども書き残しておきますので、皆さんのお役に立てれば幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
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