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【就活前に必ず読んで】会社に務めるというあたりまえを疑ってみる

▶世界の1%にすぎない

私は就職をしたあとになって、"自分がどれだけ視野の狭い選択をしていたのか"ということに気がついて、時間を無駄にしてしまったことにもの凄く後悔しました。

あなたは、就職活動を "する" "しない" か迷ったことはあるだろうか?

周りもみんな就職活動をしているし、就職するのが当たり前だからそもそも“しない”って選択肢すらないですよね。

だいたい面接受ける会社も決まっていたりするし。(就活アプリ使うのがあたりまえで)

とりあえず、まあまあ良さそうな会社に“1社でも内定もらっていたら安心
そんなふうに考えていたんです。

でも、それって、いろんな生き方がある中の1%にすぎないってことに気づいたのは、就職してからもっと後のことだったのです。

だから、これから就職をする新社会人や、これから就職活動をする高校生・大学生にもっと視野の広げてほしくてさまざまな生き方があるということを知ってほしくて、この記事を書いています。

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▶就活前に、会社員に読んでほしい

とはいっても、今生きている環境のなかで、知らない世界を知るというのは、そう簡単にできることではありませんよね。

そこで、やってほしいのは読書です。
今回は就活前にぜひ読んでほしい2冊をご紹介していきます!

▷99%の会社入らない/堀江貴文

私は新社会人になってすぐにこの本を手に取ってしまい、当分の間放心状態で仕事に集中できませんでした。
読むタイミングを間違えました...(笑)

ほんとうにそれくらい、会社勤めの方にとっては手に取ったら、いてもたってもいられない本です
みなさん、この日本のおかしな会社のしくみに早く気づくべきです。

▷他人の時間を生きるから苦しい

世の中の人たちはなんとも忙しくて毎日辛そうな人が多いですよね。
これは“他人の時間”を過ごしているから。

”良い大学を出て、良い会社に就職し、その会社で正社員として勤め上げること”
これが正解だと思っている方が多いけれど、まずこの根拠のない正解とやらを考え直したほうがよいのではないか?

そう思わされます。

▷日本の会社の仕組みはとてもおかしい

どんなに頑張って仕事をしても給料はほとんど上がらないし、早く仕事をこなすほど、仕事量だけが増えるという仕組みなので、
「だらだらと仕事をしたほうが残業代も出て得をするのでは?」
と考える人が出てくるのも当たり前の話です。


▷無駄の多い日本の会社

みんな薄々と感じつつも、「こうゆうもんだからしょうがないよね」と諦めているような会社での無駄な作業。

たとえば、長時間の会議や、いくらでも捏造が可能なはずなのに、必ず必要な社印など、日本の会社にはとにかく無駄が多すぎるんです。

▷遊びを仕事にすればいい

“これからの時代の幸せは「自分の時間」をいかに生きるかで決まる”
とホリエモンさんは述べています。

今は、
ブログやYouTubeなどやりたいことをやって楽しく生きる環境が整っています。

そもそもみなさんが考えているような仕事、
それってほんとうにしないといけないことなの?

この世界にはもっと“わくわく”がたくさんあって、
仕事ってエンターテインメントなんだよね。
と気付かされる本です。


▶やりがいのある仕事という幻想/森博嗣

就活していると、
“どんな会社に入るか”とか
“どんな職種に就くのか”とか
そういったことしか考えなくなりますよね。

これを聞いて、
「え、それはそうでしょ?!」と思った方もいるかもしれません。

それがすでに、視野の狭い考えになっているということを知ってほしいのです。

もっともっと、視界を広げてみよう。

▷人は働くために生きているのではない

書籍の一部をご紹介します。

「人生の目的は、自由の獲得のため」
生きる意義の大半が仕事にあると思い込み、スタート地点で自殺にまで及んでしまうなんて、なんともったいないことでしょうか。もっと広い世界に楽しみを見出しても良いのではないのでしょうか。

「人は働くために生きているのではない。」
仕事というものは、今どんな服を着ているのか、というのと同じくらい、人間の本質ではない。

『やりがいのある仕事という幻想』より

まず、就職とか目の前のことばかりに集中するのを止めて、“人生”という大きなものを俯瞰してみましょう。

あなたはこの人生で何を成し遂げたいですか?

これはどんな職業につきたいかではなく、“どんなことをしている時が一番自分が楽しいか”に近いかなと思います。


▷どんなビジネス書よりも役に立つ

世の中には様々にビジネス書が存在しますが、
そういったものは、“仕事”という人生の一部のなかで役に立つノウハウだったりします。

この本はそういったノウハウ本ではないんですよね.........

書店には、沢山の本が並んでいるはずだ。ビジネスで役に立つ、と謳われたものが山ほどあるし、就活のための予備知識を書いたものも捨てるほどあるだろう。

少なくとも、この本には一切そういうことは書かれていない。

『やりがいのある仕事という幻想』より

▷人は働くために生まれてきたのではない

"そもそも、就職しなければならない、というのも幻想だ。"

人は働くために生まれてきたのではない。
どちらかというと、働かない方が良い状態だ。

働かない方が楽しいし、疲れないし、健康的だ。
あらゆる面において、働かない方が人間的だといえる。

ただ、一点だけ、お金が稼げないという問題があるだけである。

したがって、
もし一生食うに困らない金が既にあるならば、働く必要などない。
もちろん、働いても良い。それは趣味と同じだ。
働くことが楽しいと思う人は働けば良い。それだけの話である。

『やりがいのある仕事という幻想』より

▷視野が狭すぎる

きっと、「自分ができる」仕事というものを、
多くの若者がもの凄く狭い範囲でしか見ていないだろう。

それに加えて、「自分が好きになれそうな」仕事とか、
「みんなが憧れそうな」仕事とか、「やりがいが見つけられそうな」仕事とか、
気の遠くなるような遠い幻を追っているように見える。

足許を見ず、望遠鏡を覗いて遠くばかり見ているから、
オアシスだと思って喜んで行き着いても、
その場に立つと周囲と同じ砂漠だったりするのである。

「それではなかなか見つからないよね」という
同情の言葉しかなく なってしまう。

問題がどこにあるのか。
それは、見ているところ、探しているところが狭すぎるのだ。

この部分だけでも、ときどき思い出してほしい。

『やりがいのある仕事という幻想』より(森博嗣さん)

就活アプリを開いて説明会に参加しているあなた。

その先にあなたが生きたい人生はありますか?

まだ就職もしたことがないから、そんなのわからなくて当たり前だと思います。

だけれども、その選択は望遠鏡で一部を覗いているだけということを分かっていてほしいのです。

一度覗くのをやめて、全体を見渡してみてもいいかもしれませんよ!

▶自分のアタマで考えよう

いかがでしたでしょうか?
就活生に限らず、多くの人に大切にしてほしいことは

一、“自分のアタマで考える”ということ。
一、違和感を感じたら“常識を疑ってみる”こと。
一、そして“行動する”こと。

そうすればきっとあなたの人生は、
他人に奪われることなくあなたのものになるはずです。

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