『雪』 #呑みながら書きました
『雪』
なんてタイトルをつけてみたもののここからエモい文章とKあ綺麗な詩とかそんなものは展開しませんよ。愚痴フェスらしいので。
というわけで、こちらの企画に乗っかって書きます。
呑みながら書きましたももう第六回。舞かいTwitterのタイムラインで追いかけてはいたものの、参加するのは初めてです。愚痴りますよ。
・・・
皆さんのお住まいの地域には、雪は降りますでしょうか。雪です、雪。
ちらほら降るようなしょぼいyツじゃないですy。ガッツリ積もるタイプの奴です。名前は出しませんが僕は現在冬には雪が積もる地域に住んでいます(ツイキャスではバリバリ明かしてる)。
しかし、もともとは全く雪の降らない地域に住んでいました。無茶苦茶寒いなあと思う日に少しだけ降り、2センチぐらい積もれば、積もった積もった言うて極小の雪だるまを庭に作ってキャッキャ言うてたものです。道端に少しだけ残った雪の残骸をかき集めて友達にぶつけて衣服を汚してげらげら笑ってました。雪のせいで学校が休みになることなどない。道が凍ることもない。スタッドレスタイヤなんかワード自体知らなかった。
大学一年生の冬。大学のカフェで愛知県出身の友達とコーヒーを飲んでいると、ちらちらと雪が降ってきた。
『富山らしくなってきたなあ!!!』『ほんまやなあ』
なんていいながらテンションをあげていた僕たち。愚かです。
5限の授業開始が近づき、二人でカフェを出るころには雪はどんどん強くなってきていた。学部棟に向かうまで歩いている間に既にうっすら積もってきていた。後ろに残る自分の足跡を見てホクホクしていた。
そして5限が終わり、学部棟からでた僕たち。
『なん…だってばよこれは…』
思わず忍者みたいな口調になっちゃうぐらいの、辺り一面雪景色。
さっきまで見えていた花壇が一切見えない。レンガも見えない。並んでいる自転車は軒並み埋もれている。雪国出身の奴らは何事もないかのようにずかずかと進んでゆく。
足を一歩踏み出した。ズブブブと足が沈みこみ、ひざ下まで見えなくなった。足元からじんわりと、いやキーンと、冷たさが襲ってくる。アーイスエーイジって子安武人ボイスを頭の中で響かせつつ、ずっぽずっぽと足を引き抜いては雪に差し込みながら家まで帰った。アパートの駐車場で雪だるまを作った。オカンに『見て、雪~』つって写真を送った。
・・・
あの日から大体6年。
今は雪がうざくて仕方がないです。
まず、雪は想像以上にべちゃべちゃです。ふわふわじゃないです。道に装備されている融雪のせいです。融雪というのは、雪を溶かして車道を通りやすくするために水が地面からぴゅうと飛び出してるやつです。ググってくだちい。ほんでまたその融雪もうざい。時々妙に勢いが強いのがいて、気づかずに歩いていると水が飛んできてズボンが濡れます。
雪が柔らかいのは、降って積もった日のみです。次の日からは車や人間に踏み固められてガチガチに凍っています。あほかって言いたくなるほどつるつるで滑ります。大学内部を歩いていると、いたるところで通行人が滑ってひっくり返っています。それをみてみんなプププと内心笑います。そして次の瞬間自分の視界がひっくり返ります。
この間、雪道なのにそこそこスピードを出していた車のせいで雪が飛び、信号待ちしていた僕に頭からつま先まで泥の混じった茶色い雪が降りかかりました。200000000年ぶりぐらいに頭にきてあの運転手ぶっ(ピー)してやるクソF✖✖K野郎がボケぇと心の中で毒づいていました。
そして呑み書き当日の今日、本当は大学時代の同期と後輩達と忘年会といいながらピザ頼んだりケンタッキー食いながらスマブラとかやる予定だったんです。女の子はそこそこの時間で帰して、野郎はオールしようぜとか話してたんです。
しかし。それも雪で中止になりました。少し遠いところから来てもらう子たちにとっては、行きもそうだけど夜の帰りの運転はとても危ないです。富山県はスピード守らない輩も多くて危ないので、せめて雪が追加で降ってこない日にしようということで、今日は中止になりました。
全部全部雪のせい。しかもおそらく、まだまだこんなものじゃない。これから1月2月にかけてさらに積もっていくことでしょう。
氷の道はむちゃくちゃ危ないのに、田舎だから公共交通機関は鈍く、車必須な社会です。しかも、ご老人の方のドライバーも多い。片道2車線で追い越し車線を逆走していたババアとすれ違ったこともあります。
子供の頃は雪を見るとテンションが上がったものですが、今はホントに危なくて気を付けなければいけないものだという考えに至っております。邪魔でしかないです。おかげで僕は明日イオンモールに仮面ライダーの映画を見に行く予定なのですが片道30分をかけて歩いていかねばなりません。
全部全部雪のせい。雪の積もる地域にお住まいの方々、今更僕が言うことでもないんですけど、いろいろと気を付けましょうね。
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