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piqcy
2020年8月13日 17:40
本記事では「非財務評価」に対するスタンスを各関係者の立場から解説します。各関係者とは、金融機関・格付け会社・企業です。本記事は一般的な話に加え、筆者が取材した内容も含まれます。取材範囲はどうしても限られるため、全体から見た場合に比べバイアスがかかっている可能性がある点についてはご了承ください。スタンスの解説は、外部環境と内部環境、2つの側面から行います。分析の対象とする企業・金融機関・格付け会
2020年8月8日 16:44
本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をTCFDとして開示を行います。SASB編/GRI編は別途まとめています。TCFDとはTCFDはTask Force on Climate-related Financial Disclosuresの略です。日本語だと「気候関連財務情報開示タスクフォース」になります。「タスクフォース」の名前の通りあるタスクを
2020年6月26日 19:34
本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をGRIとして開示を行います。SASB編は別途まとめています。GRIとはGRIはGlobal Reporting Initiativeの略称です。オランダのアムステルダムに本部がある非営利団体です。この団体が作成しているESG開示基準がGRI Standard(あるいは単にGRI)です。企業が自身の活動による
2020年6月24日 16:54
本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をSASBとして開示をしてみます。SASBとはSASBはSustainability Accounting Standards Boardの略称で、非財務の開示標準を作成している非営利団体です。Bloomberg出身者で設立されており、支援も受けています。非財務開示の標準を公開したのは2018年11月と比較的
2020年6月22日 12:10
本記事は、近年着目される「ESG開示」と開示方法をめぐる混乱についてまとめています。また、この混乱を解決するための取り組みについても紹介します。総じて「結局何を開示すればいいのか」は企業側も評価する金融機関/格付け会社も明確な指針を持っておらず、今後収束するかも不透明です。この状態においては、よりベターな標準を検証できるトライ&エラーの仕組みが必要と感じます。とはいえ企業側に「今年はA開示基準