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機械学習モデル開発プロジェクトの体験ハンズオンを公開しました

機械学習モデルでビジネス価値を生むには、プロジェクト参画メンバー間の協力が欠かせません。当然の話ですが、データサイエンティストを含めたチームにおける「協力の仕方」を学べるコンテンツは多くありません。今回リリースしたハンズオンのコンテンツは、機械学習モデルの開発方法を学ぶプログラミング演習と、プロジェクトの中で関わるロール、例えばプロダクトマネージャーや業務有識者(ドメインエキスパート)とどのようにコミュニケーションをとるかを学ぶコミュニケーション演習から構成されています。

    • 育休を取得したお父さんが育休期間中にするとよいこと

      子供が生まれてから、1ヵ月ほど育休を取得しました。その間やってよかったことをランキング形式で5つ共有します。これから育休を取得するお父さんの参考になれば幸いです。 1位: 子供の手続きやったほうがいいこと、というよりやらないといけないことです。産後で動けない奥さんに代わり、出生届などの手続きを行います。いろいろなサイトで必要な手続きが紹介されているので、育休に入る前にリスト化しておくとよいです。近くの出張所じゃなくて本庁舎に行かないと!というケースがあるので「行く場所」まで

      • 子供の「万が一」に備えるために、小児国際救急法の講習を受けました

        育児休暇の期間を利用して、ケガや病気、考えたくはないですが心肺停止してしまった時の応急処置を学んできました。幾つか手当に関するサイトは読んだのですが、実際目の前で起こったときに対応できる自信がねぇな・・・と感じたのでMFA(メディック・ファーストエイド)が行っている「チャイルドケアプラスコース」を受講してきました。 https://www.mfa-japan.com/programs/childcareplus.shtml 「チャイルドケア」とはついていますが小児、乳児、

        • 金融機関・格付け会社・企業、それぞれの非財務評価に対するスタンス

          本記事では「非財務評価」に対するスタンスを各関係者の立場から解説します。各関係者とは、金融機関・格付け会社・企業です。本記事は一般的な話に加え、筆者が取材した内容も含まれます。取材範囲はどうしても限られるため、全体から見た場合に比べバイアスがかかっている可能性がある点についてはご了承ください。 スタンスの解説は、外部環境と内部環境、2つの側面から行います。分析の対象とする企業・金融機関・格付け会社は以下のようなカテゴリに分類しました(企業側は超ざっくりですが。各企業のロゴは

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          財務分析に欠かせない、XBRLを読む: タクソノミ文書編

          本記事ではXBRLのデータをタクソノミ文書の定義を利用し読み取ります。インスタンス文書編では、情報を取得するのに事前にタグ名などを知っている必要がありました。文書の構造を定義するタクソノミ文書を使用することで、文書構造(財務諸表だと勘定の体系など)に基づいた情報抽出、情報整理が可能です。 XBRL文書の構成 本記事では、以下の流れで解説を行っていきます。 タクソノミ文書の構造 「提出者別タクソノミ作成ガイドライン 図表 2–1–18 EDINET タクソノミのフォルダ

          財務分析に欠かせない、XBRLを読む: インスタンス文書編

          XBRLは「インスタンス文書」と「タクソノミ文書」から構成されます。 インスタンス文書 文書本体。タクソノミ文書の定義に従って書かれる。 タクソノミ文書 記載すべき項目や、項目間の構造の定義。 詳細は「財務分析に欠かせない、XBRLの構造を理解する」を参照 本編ではインスタンス文書をPythonプログラムで読む方法を解説します。なお、タクソノミ文書を使用すると「書かれている内容」からでなく「書かれるべき内容」から文書を読むトップダウン的な読み込みが可能です。これは定型書

          実践ESG開示: TCFD編

          本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をTCFDとして開示を行います。SASB編/GRI編は別途まとめています。 TCFDとはTCFDはTask Force on Climate-related Financial Disclosuresの略です。日本語だと「気候関連財務情報開示タスクフォース」になります。「タスクフォース」の名前の通りあるタスクを実行するための組織で、「金融市場の参加者が自らの気候関連リスクを理解するのに役立

          実践ESG開示: GRI編

          本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をGRIとして開示を行います。SASB編は別途まとめています。 GRIとはGRIはGlobal Reporting Initiativeの略称です。オランダのアムステルダムに本部がある非営利団体です。この団体が作成しているESG開示基準がGRI Standard(あるいは単にGRI)です。企業が自身の活動による経済・環境・社会へのインパクトを測定・分析することができるように作成されています

          英会話から学ぼう: プレゼンテーション編

          本記事では、英語によるプレゼンテーションの仕方を紹介します。ビジネス英会話の講義で習ったものですが、日本語で行う時も十分役立つと感じました。プレゼンテーションを控えとると言う方の参考になれば幸いです。 1. プレゼンテーションの準備するプレゼンテーション資料を作る前に、以下点を明確にしましょう。 1. Topic  何について話すか。 2. Purpose  プレゼンテーションを通じて達成したいことは何か。 3. Audience Focus  聞き手が気にしていることは

          実践ESG開示: SASB編

          本記事では、実際にESG開示を行ってみます。対象企業は弊社(TIS)、参照する開示標準をSASBとして開示をしてみます。 SASBとはSASBはSustainability Accounting Standards Boardの略称で、非財務の開示標準を作成している非営利団体です。Bloomberg出身者で設立されており、支援も受けています。非財務開示の標準を公開したのは2018年11月と比較的最近です。 多様化するESG情報開示基準等の果たす役割と課題 p9より SA

          ESG開示の在り方を訪ねて三千里: 開示標準の乱立と収束の動き

          本記事は、近年着目される「ESG開示」と開示方法をめぐる混乱についてまとめています。また、この混乱を解決するための取り組みについても紹介します。 総じて「結局何を開示すればいいのか」は企業側も評価する金融機関/格付け会社も明確な指針を持っておらず、今後収束するかも不透明です。この状態においては、よりベターな標準を検証できるトライ&エラーの仕組みが必要と感じます。とはいえ企業側に「今年はA開示基準、来年はB開示基準で頼む」なんて言えるわけないですし、データの蓄積も数年分は必要

          融資入門: 企業の財務を評価する

          融資を行うには財務の評価が欠かせません。本記事では4つの観点から財務評価を行う方法を解説します。なお、融資全体の流れについては「融資入門: 融資の流れを学ぶ」をご参考ください。 4つの観点は以下の通りです。 財務評価における4つの観点 ・安全性: 倒産しないか ・生産性: 効率的か ・収益性: 儲かっているか ・成長性: 大きくなるか どの観点が重要かは企業規模など様々な条件で変わります。ただ個人的には上図の中心に近いほど重要と考えています。死にかけの状態で収益を出し

          融資入門: 融資の流れを学ぶ

          融資とは事業のためにお金を貸すことです。新聞記事などでよく見かける文言ですが、実体について知っている人は少ないと思います。本記事では、そんな融資を実際どう行うのかについて解説します。 融資のポイントは以下のようにまとめられます。 融資のポイント  本記事では図にある以下5つのポイントを解説します。融資では事業者の評価ももちろん重要ですが、評価については別の記事で解説します。 1. 事業者: 誰に融資するか融資の相手先(=事業者)は主に会社ですが個人の場合もあります。会

          財務分析に欠かせない、XBRLの構造を理解する

          XBRLは文書フォーマットの一つで、企業の決算報告などに用いられます。XMLがベースのためプログラムでの解析が比較的容易で、テキストだけでなく財務数値なども取得できます。上場企業の決算報告XBRLは、EDINETから取得して実際見ることができます。 EDINETの画面 本記事では、XBRLがどのような構造を持つ文書なのかを解説します。 XBRLとは XBRLは”eXtensible Business Reporting Language”の略称です。名前の通り事業報告に

          ブルーピリオドに学ぶ、デザイン思考の本質

          「ブルーピリオド」という漫画をご存知でしょうか。デザインの経験がない高校生が、芸大入試に挑戦する漫画です。 最近購入し、何度も読み返しています。その結果いわゆる「デザイン思考」の本質はここにあるんじゃないか・・・と感じたので、その理由を綴ろうと思います。 (以下では、紹介の都合上漫画内のコマをいくつか引用させて頂きます。著作権者様からの指摘があれば画像については速やかに削除いたします)。 ブルーピリオドとは最初に「ブルーピリオド」という漫画についてもう少し紹介します。ブ

          2019年の振り返りと2020年の目標

          2020年になったので、昨年の振り返りと今年の目標を綴ります。 なお、Mediumからnoteに変えてみました。本格的に移行するかは未定ですが、進行中の財務分析シリーズはnoteのマガジンに移行する予定です。移行の背景は、以下3点です。 ・いいかげんMediumでコードを書くのがつらくなってきた ・英語でないならMediumに固執する必要がない ・noteというプラットフォームが進化を続けていてとても良いと感じた 本記事の構成は以下の通りです。 ・2020年の目標 ・