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アイデアマーケット
昔、会社の忘年会で隣になった別部署の男性が「俺はホリエモンだったはずなんだ!」と豪語していた。
いろんな意味で面白そうな話だと、付き合いながら聞いていた。
いわく、自分はかねてより楽天に似たネットビジネスのアイデアがあり、その元手がないから実行に移せなかったとのこと。
「くそ~。あの社長が俺に黙って5千万貸してりゃ!」と、ビールを飲んで語っていたが、どこか得意気な辺り、飲みの席での鉄板の話なのだろう。僕は彼に滑稽さをつよく感じながらも、面と向かって5千万貸せと要求する、その行動力は凄いなと思った。
僕なら言えない。どれだけ自信があっても、恐らくそのアイデアを持っているということに満足し、質の悪い自己肯定感へ変換するだろう。だから、実際にホリエモンじゃなかろうが、「飲酒運転しても、シメた後輩が警察にいるから捕まらないんだよなぁ〜」なんて自慢をしてようが、その勇気を尊敬する。
僕は「こんな案面白くない?」と人に話すことはあるが、実際に行動するわけではない。こんな人間は多いんじゃないだろうか。
ちょっと思ったんだけど、せっかくの発想を自分のなかだけで腐らせるのはもったいない。どうせグズグズ行動せずに死んでくくらいなら、出来る人に売ったらどうだろう?
例えばだ。
値段をつけずに、「このアイデア買いませんか?」と、案のさわりだけを商品として並べる。
興味をもった企業、あるいは行動力のある個人が「詳しく聞かせてもらえませんか?」となる。
販売者がプレゼンを行う。
購入の合意を得たうえで、値段の交渉を行う。
こんな流れでアイデアを売るサービス、面白くないだろうか。
その発想で得られるであろう利益を放棄して、目先の金を得る。そうしたい人はたくさんいるはずだ。
あるいは、称賛されたい人もいるだろう。そういう人は、「格安で売りますが、僕が販売者であることを明らかにしてください」と提示してみたりとか。
どうでしょう、これ。誰か買いません? ホリエモンになれるかもしれませんよ!笑
僕をサポートすると宝クジがあたります。あと運命の人に会えるし、さらに肌も綺麗になります。ここだけの話、ダイエット効果もあります。 100円で1キロ痩せます。あとは内緒です。