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ぴぴぷる
2018年12月16日 03:23
雪だるまが死ぬのは いつだろう頭が溶けてしまったときか降り積もり 埋もれたときか子供達の置いていった スコップやバケツももうすでに 姿を隠しつつある忘れものは これだけなのか遠い雲から白い細胞が降ってきて雪だるまの息を ゆっくりと奪ってゆく。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーりょーさけさんとの詩交換朗読企画!第2弾です!りょーさけさんの詩はこちら。
2018年12月7日 19:22
人形を焼いた灰をふりかけに混ぜてしまおう炊きたてのご飯にかけて 一気にかきこんだら愛情を思い出せるだろうか焚き火をじっと見ていると恐ろしさと 懐かしさとが 浮かんでくる 全く他人の顔の 母親のような 奇妙が焚き火の向こうに立っているようだ自分のなかにある なまの部分を人形に重ねて 焼いてしまおう その灰を ふりかけに混ぜて食べたら自分が分かるだろうか。
2018年12月4日 03:20
詩朗読 「別れのグラスに君を注いで」
別れのグラスに何浮かべるだろ君と僕との最後のグラスに酒を浮かべて笑みを映してこれでよかったと飲み干すだろか出会った喜び語るときには間逆に別れを考えていて沈思黙考したフリをして「どうでもよいか」とまた飲む僕さ顔も知らずに挨拶するとはハローたぬきさん どうしたことだろこちらは今々雲が晴れゆく君の空は何色だろうか?顔も知らずに別れ思うとは