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オタクよ、なにか勘違いしてないか?

こんにちは。
アイドルオタクです。

私は最近伸びている最中の女性ライブアイドルを応援しています。
ライブがかなり熱量があり、生き生きとしていて楽しい彼女たちの笑顔を
見るたびに幸せな気持ちになります。

そんな中でそのグループを支えるファン、アイドル界隈ならより熱狂さを
もって「オタク」の存在ってすごく大きなものだと思います。
いくらそのグループが素敵でもオタクのコミュニティが民度が低かったり
すると、実際にライブに足を運ぶ妨げになったりもするし。
反対に、いい環境だったらオタク間の交流がライブに行く原動力の
ひとつにもなるだろうし。
実際、私が応援しているグループのオタクの方々は本当に皆さん優しくて
親切で、トラブルも少ない比較的安心できる環境だと思っています。

それを踏まえ思うんです。
「オタクって、自分の応援でグループがどうなるって思いすぎてない?」

こう思うのは決して間違いではないんですよ。
アイドル達って「皆さんがいてくれるから」ってたくさん言ってくれるし、事実そこに金銭を払う人がいるからこそアイドルビジネスは成り立つのも
すごくよくわかります。

ただ、応援しているグループに対し
「こうして動員を増やさなければ…!」
「この場は自分たちの力で盛り上がって成功させねば…!」
「こういうモチベーションをオタクで保たなければ…!」

それってオタク、出しゃばりすぎではないか??????

動員なんて、応援しているグループの子たちが一生懸命やっていれば自然に他の人たちも「このグループが見たい!」と思い増えていくものだし

その場が盛り上がるかどうかなんて、例えば一部の共通認識を持っている
オタクが盛り上がっても最終的にその場を盛り上げることができるのは
アイドル達本人だけだし

モチベーションなんて人それぞれで応援の方法も人それぞれな中で、
どういうスタイルでもその人たちを応援していることには変わりないし

極論を言ってしまうと

お前の承認欲求のためにグループはいるわけではない。

ってことなんだと切実に思うんですよ。

自分の承認欲求を満たすためにオタクをするのも別にいいと思うんですが
その声が大きい人ほど、推しグループを心から信用していないのでは?と
思ってしまいます。
本当に信じているなら「楽しいよ!」「最高だよ!」の発信はあっても
「わたしたちの力であのライブを埋めなきゃ…!」「あれはああした方が新規が増えると思う」などの発信にはならないと思うんですよねえ。
(別に内輪で言ってる分には構わないと思うのですが)

お気持ち構文で
「俺たちがあの会場は盛り上げたゼ☆」
みたいな文を見ると私はいつも思うんです。
じゃあ君たちがステージに立てばいかがですかと。

オタクはあくまで推しが一生懸命やってくれているものに対して、
享受し対価を払うだけの存在。
彼ら・彼女らがいくらしきりに「あなたたちのおかげで」と
言ってくれたとしても、あくまで本人たちの魅力やパワーがあったから
皆が応援したくなっただけ。
そこをオタク側がいい気になってはいけないと思うんです。

最近の推し文化全体に思うのは、推しに「自己投影」の感覚が
強いのかなと感じたり。
単純に好きだから応援、というよりはその中に自分が入り込んで
自分もその一部として生きてきたい、みたいな考えると
ちょっとぞっとするような側面が見えてくる気がします。


ここまで書きましたが結局これもまたただの「お気持ち構文」な
わけでして。
これからも推しグループを信じて応援していきたいです。


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