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セイラみたい

『夕暮れに、手をつなぐ』
というドラマがあった。

浅葱空豆(広瀬すず)と海野音(永瀬廉)とのラブストーリーなのだが、
そのドラマに、”菅野セイラ”(田辺桃子)という女性が登場する。

そのセイラは、コンポーザーを目指す音ととあるきっかけで出会い、空豆とも仲良くなる。
そして、彼女の素晴らしい歌声がきっかけで音と共にユニットを組むことになる。

だが、手首にバンドを巻いていた。

彼女が歌うMVを撮ることになったとき、途中でパニックになったセイラ。
その後、音や空豆に打ち明ける。

手首に傷があった。

本当に切る勇気はなく、実際には深く切れていないとのことだった。
家族との関係で悩みを抱えていることを、ふたりに打ち明ける。

音と空豆は
「俺ら信じて大丈夫だよ」
と、彼女に寄り添った。

(後に、セイラはレズビアンであることもわかる。空豆に恋をしてしまう。)




勇気がなくて、手首を切れない。



私は今、
この瞬間、
その状況だ。


セイラだなって思った。


今まで、3、4回くらいあっただろうか。


私と同じく鬱病の母。

今日は、母が機嫌に任せて、
36年の私の人生の中で
"あのときこうされた"という、私に受けた仕打ちを列挙し、
私なんか〇〇でこうだから△△△してればいいんでしょ、
と拗ねる。
父のお盆休みが近づいてきて大分不安定で、
父に向けた不満に加えて私も言われた感じだ。
「あなたも父さんも変わらない」
と。

上手く言えないがとにかく、

そういうモードに入ると、

こんな人間と思えないことをする自分は最低だ、親不孝だ、自分がいないほうが母も家族も平和に暮らせる、消えたい、ひとにこんな思いをさせてまで生きているのは嫌だ、、、、、、

とにかくあらゆることで自分の存在を許せなくなる。


もういい、と思い、
包丁を持つこともあるけど、
今日はもてず。
(持っても刺せない)

ただ、
両手首の脈をつねって、ひっかいて、
つめで押して。

何の意味もないのに、衝動的にやっている。
自分を痛めつけたい。
罰だ。

今ある薬を全部飲んだらどうなるかな、
熱中症警戒アラートが出ているし部屋にこもっていれば簡単に命を落とせる、、、、、、


でも、
結局なんの勇気も出ない。


冷房も扇風機もつけず自分の部屋にいたら、暑くなってきたから結局冷房の部屋へきてこれをスマホで書いている。


生きる勇気も、◯ぬ勇気もない。


なにやってるんだろう。


セイラみたいな綺麗な歌声ももってない。


なんのために生きて行こう。


音くんや空豆だったら、
こんな私に何て言うだろう。


音くん役を演じた永瀬廉さんの、
髙橋海人さんと撮った、この写真。


その手に、触れてもいい?

って、聞きたくなる。


どうやっても、
自宅、家族、そして自分からは、逃げられない。


推しとか、異性とか、そういうことを越えて、
人として、
その手に触れたいと思ってしまう。


廉さんは、こんな私になんて言うかな、、、、、



なんて。


私は弱い。


本当に弱いし、
母の話を聞いていると私は本当に自己中らしいのだ。

"私は私、母は母なんだから"と
適当に聞き流せるくらいなら、もうこの場所に私はいない。


先日、ふと一人暮らし構想を母に語ってしまったら、
急に出ていかれる不安からだとは思うが、
まるで肥溜めから拾ってきたようななんとも汚い言葉を次々と浴びせられた。

私は一生、この家にいるのかな。

かと思えば、
「早く元気になって働けよ、出ていけよ」
という本音も時々飛んでくる。


私は、どうしたらいいのかな。
と、いう考えを持つ資格もなく、
自立なんて無理だし、社会に出て収入を得ることはまだしばらく無理そう。
前にパートで働いてから何年だろう。

私が鬱病じゃなかったら、家族はもっと、
と思うこともある。
あのとき転職してたら、とか、、、、、、

ただ、過去はもう変えられない。


今を生きることにも、常に疲れている。
先は考えてもわからない。
結婚も子育ても、諦めかけている。
夢だったのに、


ただただ、こうしてネガティブを吐き出させてもらうことを、許して欲しい。


手首、ほんのり、擦った後みたいに赤くなっているだけ。

なんの意味もない。


どうシメていいのかも、わからない。

ダメみたいだ。

ごめんなさい。

書きたいことはたくさんあるのにこんな記事で。


次は、明るい記事が書けますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。