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「繊細さん」の本を読むとキングコングが思い浮かんでしまう謎

※以下は、私の勝手な分析であり、HSPと登場人物に関する事実関係はありませんのでご了承ください。

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赤ジャージ、小柄なボケ担当の彼と、似た者同士であることは、気づいていた。


先日投稿した、この本のこと。

この本を読んで、思わず、


うわっっ、これ、完全に!!!!


、、、、、、なんて、思ってしまったんだ。

こんな言葉で、はっきり書かれたら。


太字でも、なんでもなく、さらっと書かれたこの言葉で、私ははっとした。



「繊細さんの中には、相手の動作を見てコピーすることに長けた人がいます。」



、、、、、、、、、コピー!!!!!!



完全に、カジサックじゃないか!!!!

最近、動画で観たぞ!!!!!


とある料理動画で、奥様のヨメサックがする作業を見ていたカジサック。

「大丈夫、俺コピー得意やから」

と、すぐにコツをつかみ、同じように作業をしてみせ、

「コピーしました!」

と、決め台詞のようにカメラを見ていた、、、、、、


凄く印象が強く残っている。

もともと器用で、全身運動、手先の動きなど、体の使い方をよく理解して動かすのが得意なカジサック。

コツをつかむことまで早いのか、と感心して観た記憶がある。

(残念ながら、どの動画かを忘れてしまい貼れません、、、)


「繊細さん」の本

によると、コピーが得意な繊細さんは、なぜその手順なのか、どう動くと効率がいいかなど、動作の意味や背景を感じ取るのが得意なので、マネするのが上手になるという。

コピー、といえば、

ジャージを脱いだカジサック=キングコング梶原雄太さんが、とある曲をキングコング2人で歌うことになった際、相方の西野さんからもらった音源の歌い方を、そっくりそのまま覚えてきたが、その音源は中国の方が歌ったものであり、日本語の歌なのに中国の雰囲気が抜けないままレコーディングの日を迎えた、というエピソードもある。聞いて、そのままの歌い方が表現できることも、なかなかすごいことだ。

ちょっと脱線するが、仕上がった映像は、素晴らしいのだ。



私は、もちろん、この”コピー”の件だけで、「繊細さん」ということを決めつけるつもりはないし、医師でもないのでただの推測の話になる。

そもそも、私自身もHSPと医師に診断してもらったことはなく、確実なのは、この本を読んで自分が「繊細さん」であるなぁと強く感じている事実だけ。

実際、私なりに、この”梶原雄太”というひとを見ていて、この本が出版される前から、”きっと繊細なひとなんだろうな、、、”と思っていた。実際、今キングコングの生態調査をする中で、やっぱり、私と似ている匂いがするなぁ、と、、、、、、



HSPとかいう言葉を一旦おいておきます。



梶原さんが繊細、というイメージを私がもったきっかけは、M-1グランプリ決勝で流れる出場者のこれまでの映像の中で、キングコングが決勝進出を決めたときの梶原さんの涙と、円形脱毛症になっていた姿。ストレスを受けやすいタイプなのかな、、、私と似ているな、、、、、、キングコングが決勝進出した2007年、2008年のどちらの記憶かは定かでないけれど、印象に残っている。

そして。

昨年、カジサックの存在を知ってからキングコングに注目し始め、キングコングの今までの歴史を学んだ。そこで初めて、梶原さんが心を壊し失踪した過去、相方西野さんが個人の仕事で輝いている中引退を考えた過去を知った。

分かりやすいのは、しくじり先生か、この動画だろう。



「繊細さんは直感にも優れている。」

と本に書いてあるが、

私は常々、梶原さんは本当に直感が冴えているなぁと思う。


西野さんとNSC(吉本の養成学校)で出会ったときに「びりっときた!」と言う梶原さん。西野さんは、知っている人も多いが様々な面で能力を発揮し、バイタリティに溢れまくっている革命家だ。そのひとを見抜き、お互いに相方がいた状態から西野さんを口説き落とし、自分の相方にした梶原さん。実際、キングコングはNSC在学中から漫才の賞を獲りまくり、TVでも大活躍することになる。この直感は、本当にすごい。

今の奥様(ヨメサック)にしたってそう。カジサックチャンネルをみていると、本当に、梶原さんに合った奥様だなと。真面目でアツく”気にしい”な旦那様に対し、どんと構えて明るく強く、そして天然な奥様。最高なバランスの夫婦だなといつも思う。出逢ってすぐに、梶原さんは”このひとだ”と思ったようだ。

YouTubeとの出会いもそう。梶原さんがやる気も出せずに仕事をしていた時期に、たまたまイベントに現れた”YouTuber”という存在。自分が知らない人間たちに対し奇声を上げてファンが盛り上がるのを見て思い立ち、そこからYouTubeを研究し、しっかり準備した後に、満を持してYouTuberカジサックはデビューした。そして、ここが自分を発揮できる場所だと気づき、「今がいちばん楽しい」と生き生きしている。

あと、自分と同じ人見知りのひとは嗅覚でわかるとか、過去の自分のように心身を壊しそうなひと(はねるのトびらのメンバー)に気づいて声をかけ、話を聞いたことで救えたとか、、、、、、

彼の中には、「ピンっ」とくる鋭いセンサーがあるのではないかと思えてならない。



また、この本には、繊細さんが仕事をしやすくするためのコツや、適職の探し方も書かれているのだが、、、、、、なんだか、これに関しては、梶原さんはもちろん、西野さんの顔までちらついてくるのだ。


繊細さんは周りと比べてしまいやすく、結果、自分に合わない苦手なことに注力しがちだが、それよりも得意なことを活かすほうがいい。自然ながんばりによって結果が出て、そこでやる気が出て、とどんどんいい方向へすすんでゆく、、、といったことが書かれている。

得意なこと、自分の長所を活かすことの大切さは、芸人、そしてYouTuberとしての経験を経て、カジサック自身が語っている。

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そして。

「”自分の納得”と”相手に誠実であること”を両立したとき、繊細さんは仕事で力を発揮する。」

、、、、、、これ、YouTuberカジサックの仕事に対する姿勢そのもの!

自分の確固たる強い信念を持ちながらも、”視聴者ファースト”、芸人さんなどのトークゲストには”絶対に損をさせない”、というスタイル。アツい気持ちで自分のやりたいことに熱心に取り組みつつ、相手を立てることや感謝の気持ちを忘れないのだ。


なんだか、これまでの内容もそうだが、本当にカジサックが身をもって示してくれているなぁと思うのが、


「全力を出すには、自由に感じていい、安心できる場所にいることが大切です。」


という一文を見たとき。


カジサックを、梶原雄太を知るひとなら、理解してもらえるだろう。

これを実際に示しているのが、梶原さんの現在の姿なのだ。



そして。

西野さんまでちらつく、というのにも理由があって。


「全力で逃げるべきときがある」

という項目があるのだが、ここで、私が”はじめに”と”おわりに”に惚れてそこだけを読みたくて買ってしまった、西野さんの著書「新世界」を思い出してしまった。

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基本的に挑戦者へ向けた内容で、繊細さんにとってはハードな内容だと思う。私も、心が弱っているときには読めない本だ。でも、”おわりに”には、こんなことも書いてある。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

挑戦して、

毎日めいっぱい殴られて、

悲鳴をあげることもままならなくなって、

キミの気持ちが壊れそうになったら、

その時は、逃げるんだよ。

なりふりかまわず逃げるんだよ。

逃げた先で、次の一手を考えればいい。

生きてさえいれば、またチャンスは巡ってくる。

まずは自分を懸命に守れ。

話はそれからだ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

(西野さんの作品は著作権フリーだと聞いたので、原文を書きました)


親しみやすい口語で書いている、西野さん。

このことを、理由を含め詳しく説明して下さっているのが、「繊細さん」の本のこの項目。



もはや、今書いていることは、HSPかどうかは関係なく、みんなに言えることになりそうだ。


適職や仕事に関しても、西野さんが

「基本、向いてないことやめた方がいい」

と言っているのは、「繊細さん」の本と同じ。

でも西野さんのその言葉は、梶原さんという存在ありきで成り立っている、この動画で発せられたことだ。


結局、先が不安なひとは、この動画を観るに限ると思っている。

私はこの動画を観て、過去の記憶との折り合いをつけ、考えをシフトチェンジできたから。


そして、もうひとつ気づいたのは、

この「繊細さん」の本は、HSP気質であろうがなかろうが関係なく、良書として読まれていくべき本になるといいなということ。

基本、読むと生きるのが少し楽になる。



今、このnoteを書きながら、西野さんの本まで出してくることになるとは。


私がキングコングを応援したい理由、自分でもなんとなくわかっている。



本の通りに、自分と向き合ってこれからいい仕事を見つけられるなんて、甘い考えは持っていない。

まだ、目を向けることができない、困難な状況が待っていて、就活に踏み切るにはまだ、少しかかりそうだ。


今、できることを。

過去を見ない。比べない。焦らない。



明日も、少しでも、前に進めますように。


【参考文献】

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「繊細さん」の本  武田友紀 著  飛鳥新社

 新世界  西野亮廣 著  KADOKAWA




未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。