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『推し疲れ』について
昨日、Twitterその他SNSを賑わせた話題と言えば、なんといっても星野源さんと新垣結衣さんの”逃げ恥”婚。
そのニュースが発表される少し前、実はこんな言葉がTwitterのトレンド入りをしていた。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52692715/picture_pc_c89283f0070dc5b71aa6098629b20228.png)
※このスクショをしたときは逃げ恥婚発表後で7位だったが、その前には日本のトレンドになっていた。
『推し疲れ』。
トレンドになったきっかけの記事が、これだ。
コロナさんの影響でアイドルがライブ活動をできなくなっていること、不況も影響しお金をかけて応援できないことでファンとしてのモチベーションが保てない、働くためのモチベーションもあがらない。アイドルを推すファン数名への取材記事だった。
”推し”がいる、つまり誰かのファンでいることは、本来しあわせだ。
”推し”の対象はアイドル以外にも、アーティスト、俳優さん、芸人さん、漫画やアニメの中のキャラクターなど多岐にわたる。
元の記事の内容の感想は伏せるので興味のある方は読んでください、なのだが、この”推し疲れ”というワードに対する、
”推し”がいるTwitterユーザーの意見は様々だった。
・疲れることなんてない、推し疲れって何?
・コロナを理由に”推し疲れ”なんて言い訳だ、覚悟が足りない
・推しがしあわせならそれでいい
・「推し続けた先に何が残るのか」考える気持ちはわかる
・「推しは推せるときに」でいい、無理する必要はない、自分がいちばん大事、自分のペースで推すことが大事
・コロナさんによる鬱症状なのではないか
・収入のせいで生活のほうが心配なのはわかる
・自分で”推す”ことを義務化しているからではないか
・熱狂するときもあれば少し引いてみるときもある、すきな気持ちはかわらない
、、、、、、など。
私が最初に共感したツイートが、こちら。
推し疲れって言うかそもそも他人を応援したり助けたりする行為自体自分に余裕がないとできない行為だからコロナが一年続いて疲れてしまった人は推しを推すことができなくなっても仕方がないなとは思う
— ココアラ=モモアラ (@bigoppaiboy) May 19, 2021
それそれそれそれ!!!!!
私の場合、コロナさんとは別に、鬱病無職が長引いて、すきなアーティストさんをお金をかけて応援できずに苦しんでいる状況が、ずっと続いていて。自分に余裕がない状況は、年々増す一方で。応援できなくなることがつらくて、TVやYouTubeで笑わせてくれる芸人さんに助けてもらっていたら、その方々も徐々に劇場の有料配信などでより濃いものを観たくなるくらいにハマってしまっていて、、、、、、また、少し疲れてきている私。
また、こちら。
「推しは推せる時に推せ」って言葉あるでしょう。
— にる (@nibroll_zwei) May 19, 2021
「推しが活動してる、生きてるうちに推せ」という意味ではなく
「自分の心身や財布に余裕があって推すことのできる状態の時に推そう」という意味に解釈しても良いのではと思うんですよね。
無理して推しても辛くなってしまうだけなので。#推し疲れ
これも、私が共感した言葉だった。
安室奈美恵さんが引退したときなど、この
「推しは推せるうちに推せ」
という言葉がSNSで飛び交った。
いつ誰が引退、もしくは命を落とす場合だってあるのだから、今推せる”推し”は今このときに推しておかないと後悔する、という意味合いで当時は蔓延した言葉だ。
ただ、このときすでに貯金に余裕がなくなってきて、LIVEはもちろんいろんなことを諦めざるを得なくなっていた状況の私は、この言葉がぐさぐさ刺さりまくってメンタルがつらかった。
そこから、いろいろ経て、私も、
「推せるときに推す」、というのは自分のペースで推すということでいいのかな、と思えるようになっていった。
100パーセント共感しかないツイートだ。
そして、Twitter上では名の知れている方の、過去のツイートのRTをしている方がいらしたので、そのRTされたツイートを載せさせていただく。
「推しを推し疲れてしまった」というTL原因はSNSで知り合ったファン仲間との人間関係がほぼ9割。以前話したのですが、少しでも違和感を感じた時は知人だろうが推し仲間だろうが距離をとった方がいい。直感を信じて早急に対処すれば大丈夫。大切な推し生活、無理せず…ありのままに…それが推愛。
— 書楽遊人 しろ (@syorakuka) May 25, 2019
、、、、、、まさに、私はこういう理由で、SNSの断捨離をした。
ファン、いわゆる芸能人などの公式アカウントでない一般の方をフォローしてしまうと、必要以上の情報が入ってきてしまう。
他と比べるから、自分が思うように推せていないことにどんどん引け目を感じるし、ネガティブになっていくだけだな、と思ったので、私は考えた末ファンとしての”推し事”アカウントをなくした。
自分の心を守るのが、鬱病の私にとってはいちばん必要なことだと思ったから。
※過去記事に書いたことがあるので、お時間ありましたら。
力を抜いて推す、すきなひとが今生きていてくれればそれでいい、笑っていてくれたらもっといい。
それができるようになってきたのは、本当に最近で。
すきになって、ハマりすぎそうになって思うように推せず苦しくなってきたら、ほかに興味を向けてみる。
ピンポイントで深く、もいいけれど、すこし広い視野で、いろんなひとをみてみることも、なかなかたのしい。
こう思えるようになるには時間がかかった。
鬱病9年生。
何度か短時間のパートに出てはみたけれど、まだ続けられる状況にないし、今もまだ状態的に就職活動にすぐに向かえない病状だ。
何年かかるんだろう。
本来、ひとを推す、応援するなんて、私にはできる状態じゃない。
自分がこんなんなんだから。
ただ、
小学5年生で出会ったL’Arc-en-Cielは、34歳児になった今もどうしてもだいすきだし、
どん底から這い上がる生き様をみせてくれている中島美嘉さんは、私の目標。
そして、何も力が出ないときにも笑わせてくれる芸人さんたちに、今は本当に救われている。
みんな恩人なんだ。
だから、苦しくなる。
何もできない。
でも、
私以外に、上記の方々を応援してくれているたくさんのファンがいる。
世界中に。
だから、その方々に直接的な応援はゆだねて、自分は、そのひとたちが今日も健康で、笑顔であるように祈る。
きっと、届く。
いつか、絶対会いに行く。
コロナさんの中で、20thの中島美嘉さんも、30thのL’Arc-en-Cielも、LIVEの開催に本当に試行錯誤の毎日だと思う。
闘っている。
でも、そのつらさを見せず、きっと、最高の魅せ方でパフォーマンスしてくれるに違いない。
本当に素敵だ。
※L’Arc-en-Cielのリーダー、tetsuyaさんのインスタグラム。
ただただ、だいすきな皆さんが感染しないように、ファンも含め無事であるように、私は祈るだけ。
いつか、必ず逢いに行く。
ドエルの皆さん、美嘉友の皆さん、
勝手にSNSのつながりから離れてしまって本当に申し訳ないけれど、
どうか、L’Arc-en-Cielを、中島美嘉様を、頼みます。
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![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52697981/picture_pc_40a6de6c0eecc35bc36432fa068ef537.jpg?width=800)
※何様だ
世界中、みんながすきなものを心からすきでいられる、豊かな心を持てるようになりますように。
おまけ
ファン仲間の皆様からのいただきもの、大切にしております。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52698248/picture_pc_d317b382c9a4a455eb873936c0174c25.jpg?width=800)
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。