ピピ@ワーママ(未亡人)

2024年1月に夫が急逝。小学生の子供を抱えながら働くワーママです。寂しさ、辛さを抱え…

ピピ@ワーママ(未亡人)

2024年1月に夫が急逝。小学生の子供を抱えながら働くワーママです。寂しさ、辛さを抱えながら生き、癒される時が来るまで。 簡単な紹介はこちら。 https://note.com/pipi_wamama/n/nea7980adb50e 経緯や葛藤、手続きなど書いていきます。

最近の記事

Ep.2 都会の共働き家庭

私の中の世界線が変わる前、私たちは、都会にありがちな忙しい共働き夫婦だった。。。 ************* 夫と私はIT企業で働くサラリーマンである。IT企業特有かもしれないが、技術の流れが早く吸収することが多い上に期限も厳しく、とにかく忙しい職種だ。 近年では大きな企業でも、今までの“終身雇用”が崩れてきて、給与は実力に比例するようになってきた。年金も期待出来ないかもしれないと思うと、自分の実力を上げるしかないと夫とはよく話している。。それに、大都会でそれなりに暮ら

    • Ep.1 それが日常

      “リーーーーーーーン、、、” モダンな“おりん”の音が鳴り響く。。。 都会にある小さい部屋には、昔ながらの大きな仏壇を置くようなスペースも無いし、北欧風を意識して取り入れた家具にも似合わなかった。なにより私たちは、まだ“仏壇”を意識するような年齢でもなく、本気の仏壇は物々しく感じた。 現代の部屋にも合うようにと、省スペースでありながら家具にも合う、おしゃれな仏具を取り入れたところ、弔問客からは必ず“使い方が分からない”と言われてしまう。。苦笑 ただ、毎日仏壇に間に合い、会

      • プロローグ

        2024年1月、予想もしてないことが起こる。 夫は子供と私を残して、空へ旅立ったのだ。 たった今、文章を書いている今もまだ信じられない気持ちと募る寂しさと戦い、先の見えない不安を感じでいる。 この記録は、晴天の霹靂のごとく起こった突然でかつ深い悲しみから私がどう立ち直るのかを書いていくものである。 事前に言っておくが、ただ悲しくなることを書きたいわけではなく、“人生何があってもきっと大丈夫”だと、伝わると嬉しい。自分のことに重ねて考えてみても良いかもしれない、でも想像な