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一家に一冊、小学生の地図帳を手元に

小中学生のいるお宅には「地図帳」があると思います。

実はこの地図帳は大人でも十分使えるように大変考えられてできています。

1 当然のことながら色分けがしてあります。
平野は緑色で山地は茶色です。
色が濃くなるほど高い山になります。
高い山を避けて川が流れていることがわかります。

2 主な山は高さが書いてありますので、山登りをする人は今度はどこに登るか印をつけていくと面白いですね。

3 県庁所在地は赤の四角で表されています。
つまり都市です。
都市で家がたくさんあるところは黄色になっています。

4 地図記号は習ったと思いますが、温泉マークはどこにあるか探していくとこんな近くにあったのかと再発見ができます。行ってみたくなります。

5 農産物やその土地の産業物が絵で書いてあります。
静岡だとみかん、いちご、薔薇、雛人形、下駄、水産加工品、竹千筋細工、エアコン、自動車部品などが書いてあります。

6 昔の遺跡は青の白抜きで表現してあります。
静岡なら登呂遺跡、富士川の戦い、韮山反射炉などです。
観光地の参考になります。

7 フェリーは赤線が海に伸びていますので、どことどこを結んでいるかが一目瞭然です。
静岡の清水からは駿河湾フェリーが伊豆の土肥に向かっています。

8 山と山の間を利用して鉄道と道路が伸びていることがわかります。その道路のぶつかるところが大きな都市になっています。
昔からの要所というわけです。
静岡でいえば、北に登って甲府となります。
武田信玄が治めた土地です。

9 詳細地図を見るとさらに詳しいことや産業の様子、歴史まで書いてあります。世界遺産は濃い緑色の白抜きで表されています。
これは世界地図も同じ表記です。

10  地図を使うときは巻末の「索引」が便利です。
索引では場所だけでなく歴史のことも載っています。伊豆を探すとき32 カ 8と書いてあったら32ページのカ行の経度の8番目の枠内にあるという意味です。

11  注目の尖閣諸島や北方領土(国後島、択捉島)は日本の領土になっています。
観光や、暇つぶしに(笑)ぜひ利用されると良いと思います。

こちらからも買うことができます。
楽しく学ぶ小学生の地図帳 


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