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国語王☠️
2022年11月21日 14:47
【2014京都大学/国語/第一問/解答解説】〈本文理解〉出典は石原吉郎の随想「望郷と海」。筆者は詩人。前書きに「著者が1941年に満州へ派遣され、45年の日本の降伏後にソビエト連邦軍に抑留されてのち、49年に重労働の判決を受けた前後を回想したものである」とある。①段落。起訴と判決をはさむほぼふた月を、私は独房へ放置された。とだえては昂ぶる思郷の想いが、すがりつくような望郷の願いに変ったの
2022年11月15日 13:40
【2014京都大学/国語/第二問(理系)/解答解説】〈本文理解〉出典は大庭みな子の随想「創作」。大庭みな子は小説家で、京大お馴染みの「内向の作家」に含まれることもある。①段落。嵐にゆれ動いている木や、波立っている海を見て、あの木のゆれ方はあまり良くないとか、波の形がなっていないとか批評する人はいない。同様に優れた作品は、作家の手つきが見えないままに、読者をのめり込ませる。傑作はつらなり合う